こどもの日が近付いてくると、近所の会館では大きな鯉のぼりが空を泳ぎます♪
風になびいて本当に泳いでいるような、この「こいのぼり」の様子を見るのが大好きな我が家の子供たち。
うちには残念ながら大きな鯉のぼりはないのですが、
『鯉のぼりを一緒に作って、ガーランドにして飾ってあげると喜ぶかな?!』
というひらめきから、何でも揃って便利な100均で材料を調達し、子供と一緒に鯉のぼりを手作りしてみました♪
今回は、鯉のぼりのガーランドを100均の材料で作る方法をご紹介したいと思います。「デカルコマニー」という絵の具あそびの方法で、遊びながら鯉のぼりを作ってみました。
鯉のぼりのガーランドは100均材料で♪
まずは、「鯉のぼりのガーランドを作る時に必要な物」を紹介しますね。材料はすべて100円ショップのセリアで揃いました。
【鯉のぼりのガーランドを作る時に必要なもの】
- クラフト紙(お好みの紙でOK)
- 白い紙
- ペン
- はさみ
- 両面テープ(のりでもOK)
- 絵の具
- 新聞紙
- 手を拭くもの(ウェットティッシュやふきんなど)
鯉のぼりに使う紙はお好みのものでOKです。ただ、絵の具を使って遊ぶので「コピー用紙」や「新聞紙」などの薄さの紙よりは、少し厚さのある「画用紙」や「クラフト紙」が扱いやすいと思います。
「工作紙」や「厚紙」でも作ることができますが、その場合は紙が厚くて折り畳むのが大変なので、デカルコマニーのやり方を変えれば大丈夫ですよ。(後程やり方を説明しますね!)
私もはじめは画用紙にしようと思っていたのですが、100均で物色していた時に『何コレ!いいかも!?』と思って手にしたのがこの「クラフト紙」でした。
商品パッケージにも「粗い繊維でクラフトの素材感が魅力」と書いてあって、繊維の感じや、今回ガーランドにしたかったのでナチュラルな素材が飾った時に部屋に溶け込みやすいかなと思い、使ってみることにしました。
また、絵の具の色が映える素材なんじゃないかなとも思います。
では、作っていきますね!
デカルコマニーでこいのぼりを作ろう
それでは、次に具体的な「鯉のぼりのガーランドの作り方」を紹介しますね。
今回は子供が大好きな絵の具遊びの中の「デカルコマニー」という方法で遊んでみます。
デカルコマニーとは、絵の具を塗りつけた紙を半分に折って、塗りつけた絵の具を転写させる方法のことです。
この遊びの良いところは
- 誰でも簡単に模様や絵ができあがる
- あまり手や服が汚れない
- 出来上がったものに絵を描き足して遊ぶこともできる
- 想像力が育まれる
絵の具遊びといえば、道具の準備や汚れ対策、筆の扱い方など家で遊ぶ時にはちょっと手間がかかりますよね。
デカルコマニーは、筆や指先を使っても遊べるのですが、私は絵の具のチューブを直接紙にのせて遊ぶやり方で遊びました。なので、あまり手や服が汚れないのが嬉しいポイントです。
また、はじめは「?」と思っていても、何度かくり返し遊ぶうちに『絵の具をのせて紙を折って開くと絵ができる!』ということが子供にとってもわかってきます。
紙を開く時のワクワク感を感じたり『どうなるのかな?』とイメージを膨らませたりして遊ぶことができますよ。
デカルコマニーでたくさん遊んだら、最後は鯉のぼりガーランドに大変身しますよ♪
作り方は写真も一緒に載せていますので、写真を見ながら一緒に作ってみてくださいね。
【鯉のぼりのガーランドの作り方】
1.クラフト紙の下3分の1をカットします。画用紙を使う場合は、A4サイズにカットしてから同じように進めていってくださいね。
2.鯉のぼりの目の大きさに合うような丸いものを探します。マスキングテープがピッタリでした。
3.白い紙にマスキングテープで型をとってはさみで切り取り、ペンで黒目を書きます。試しにのせてみるとこんな感じです。いい感じの大きさの目になりました。
4.しっぽの部分をカットします。まずクラフト紙を半分に折って、少し折り目を付けておきます。
折り目を5cmのところで印を付けて、点と点を結びます。
切り取るとこんな感じになりました。(目はまだ乗ってるだけです)
鯉のぼりを複数作る場合は、切ったものを型にすると簡単ですよ。(重ねて切れば更に楽に♪)
5.目も子供が自分で貼れるように、両面テープをつけておきました。のりで貼ってもいいですね。
6.ここからは絵の具を使うので、新聞紙を敷きます。
7.写真のように紙を折って折り筋をつけておきます。
8.好きな絵の具の色を選びます。何種類でも大丈夫ですよ。まずは、とりあえず3原色を選んでみました。
9.折り目を付けた片面に、好きなように絵の具をのせていきます。
10.紙を半分に折って、上から押さえつけます。
11.紙を開くと……こんな模様ができました!
色を増やしたり、紙に絵の具をのせる場所を変えるだけで、こんなに違った模様になります。
12.絵の具が乾いたら、鯉のぼりの目を貼って、こんな風に飾れば鯉のぼりガーランドの完成です♪
部屋にこのような季節を感じるガーランドが飾ってあるだけで、一気にイベント感がアップしますね。
子供も、自分が作ったものなので目にすると嬉しそうに「これ作ったなぁ。」とお話してくれます。
『デカルコマニーって何さ?!』と思った方もおられたかと思いますが、やり方を見てみてどうだったでしょうか?簡単で面白い遊びだなと思ってもらえたら嬉しいです♪
紙に厚さがあって折るのが難しい「工作紙」や「厚紙」を使って作りたい場合には、折り目を付けずに同じ型紙を2枚用意して、紙同士を重ね合わせるという方法でやってみてください。(その場合、同じ物が2枚できあがります)
こいのぼりだけでなく、春なら「ちょうちょ」にしてみるのも可愛いです。また、形を切ってから遊ぶのではなく、画用紙をそのまま半分におってデカルコマニーで遊び、できあがった絵をイメージしながら好きな形に切ってみるという方法も面白いですよ!
ちなみに、このガーランドの左端に写っている風車も手作りで簡単に作れます♪しかも本当に回りますよ(笑)飾ってもよし!遊んでもよし!の手作りかざぐるまの作り方はこちらで詳しくお話しています^^
鯉のぼりのガーランドは100均材料で♪まとめ
いかがでしたか?
大きな鯉のぼりも魅力的ですが、子供と一緒に作る「手作り鯉のぼり」も良いですね♪100均で材料も簡単に揃うのも嬉しいです。
こいのぼりを見ると、お家の人と一緒に鯉のぼりを作った素敵な思い出が蘇るかもしれません^^
楽しいこどもの日をお過ごしくださいね。
他にも鯉のぼりガーランド作ってみました♪
>>鯉のぼりを手作り マスキングテープでガーランド 100均活用術
>>鯉のぼりガーランドをフェルトで手作り!作り方を写真つきで紹介
最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。
***どなたかのお役に立てれば幸いです***
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