赤ちゃんって、すぐにあせもができませんか?!
『昨日は、こんなところにブツブツなんてなかったのに……。』
『汗なんか、かいてたっけ?!』
『いつの間にあせもが出来たの??』
などなど、赤ちゃんのあせもって、突然発生するんですよね。
キレイな赤ちゃんの肌に、いきなり出てきたブツブツにビックリしてしまいますが、でもやっぱり、あせもができた原因は、ちゃんとあるんですよね。
しかも、些細な事だったり、え?こんなことが?っていう事だったりします。
今回は、赤ちゃんのあせもについてお伝えしたいと思います♪
赤ちゃんのあせもがおでこに!
赤ちゃんに汗疹!?しかも、おでこという、めちゃめちゃ目立つところにあせもができてしまった日にゃあ…
『ちょっと~ちゃんと赤ちゃんのケアしてないの?!』
って周りの人に思われてる気がして、辛かった思いがあります、私^^;
初めての赤ちゃん、初めての子育てで、何もかも完璧にできるママやパパはいませーーーん!
でも、やっぱり可愛い赤ちゃんの顔を見る度に目に入ってくる、おでこのブツブツ。
『……あぁ、私のせいやわ…。』と思ってしまいます。
でも、本当に、何のせいなのか、わかってますか?
何かわからんけど、自分のせいで赤ちゃんのおでこに汗疹ができてしまったと思っていませんか?
その原因、ちゃんとあるんですよ~^^
赤ちゃんのあせもがおでこにできた原因は?
赤ちゃんのあせもができる原因は、過熱です。
主な原因を大きく3つに分けてみました。
- 大量の汗をかく
- 肌が蒸れた
- 皮膚のバリアが弱くなっている
くわしくみていきましょう♪
大量の汗をかく
赤ちゃんの頭皮にあせもができやすいのは、体温が高いという事と、毛穴の数と汗の量にあります。
大人と赤ちゃんの頭皮の毛穴の量って、なんと、ほぼ変らない量なんですね。でも、赤ちゃんの頭皮の面積の方が小さいので、毛穴は密集!汗もかきやすくなります。
また、体温調節もまだまだうまくできないので、赤ちゃんは、常にたくさんの汗をかいて体温をコントロールしているのです。
少し温度が変わるだけで、赤ちゃんが大量の汗をかいていた。例えば、赤ちゃんを抱っこしていると、気付いたら赤ちゃんの背中がしっとり濡れていたというような経験はありませんか?
ママやパパの体温で、赤ちゃんの体感温度が変わり、汗が出たんですね。こんな些細な事でも、赤ちゃんは、たくさんの汗をかきます。
肌が蒸れた
体を冷やそうと、毛穴から出てくる汗。汗は毛穴から出てくるのですが、毛穴が詰まっていると、汗がうまく体から出ず、体に溜まってしまうことによって、赤いブツブツとなって出てくるんです。
しかし、毛穴が詰まっていなくても、赤ちゃんの髪の毛が多かったり、帽子を被せていたりすると、汗で蒸れるんですね。気付いたら、頭皮全体にあせもが…!ということもあります。
他にも、チャイルドシートに乗せていて、赤ちゃんの背中にあせもができることがあります。シートに接する背中の肌が汗で蒸れたことが原因です。
さらに、寒い冬の時期でも、服を着せすぎることによって、汗をかき、肌が蒸れることによって、あせもができることもあります。
皮膚のバリアが弱くなっている
新生児の頃の赤ちゃんの肌は、水分と皮脂のバランスが良く、つるつるすべすべ。しかし、生後2ヶ月頃を境に、乾燥肌へと変化していくんですね。
赤ちゃんの肌はとっても薄く、バリア機能も十分に発達していないので、肌に含まれる水分が蒸発することを防ぐことができません。汗をかくことによって、たくさんの水分が失われてしまいます。
乾燥すると、ますます皮膚のバリアは弱くなり、肌トラブルが起こりやすくなってしまうのです。
あせもは、赤ちゃんが暑がっているというしるし。過熱は、さらに熱中症を引き起こす可能性もあります。
赤ちゃんが過熱にならない対策として、
- 通気性の良い綿素材の衣類を選ぶ
- 汗をかいたら着替える
- 汗はしっかりふきとり清潔にする
また、車に乗ったり、お店に入ったり、戸外に出たりなどすると、温度差があるので、その都度、服を1枚脱がせたり、着せたりして調節してあげるといいですよ。
あせもができると、かゆくて掻くので、爪もこまめに切ってあげてくださいね。(あせもを掻き壊すと、とびひになることがあります)
赤ちゃんのあせもにはコレ!
私も、赤ちゃんのあせもには、何度も悩まされてきました。
特に、夏生まれの赤ちゃんのブツブツって、あせもなのか?乳児湿疹なのか?見分けがつきにくくて、困りました。
男の子だったんですが、ちょっと頭から漂うニオイも気になっていたんです。お風呂で洗う時には、赤ちゃん用の泡タイプのボディーソープを使って手で優しく洗っていました。
部屋は常にエアコンをつけて適温を保てるように気をつけていたし、大量の汗をかいている様子も見られませんでした。なのに、赤いブツブツができたりして、『なんでなんやろう……。』と原因がわからず不安でした。
そんな時、ちょうど健診があり、産院で助産師さんに相談してみたところ、
「牛乳石鹸で洗ってあげて~。」
と言われたんです。
『牛乳石鹸?!あの昔からある牛の絵かいたやつ??』
赤ちゃんは、皮脂の分泌が多くて、皮脂が毛穴に詰まりやすいそうです。毛穴に皮脂が詰まると、皮脂腺に脂がたまって湿疹ができやすくなるんですね。
赤ちゃん用の泡タイプのシャンプーでは、その皮脂がしっかりと落としきれず、赤ちゃんの肌を清潔に保てていなかったため、ブツブツができていたようです。
肌を清潔に保ち、皮脂や汗をしっかりと優しく洗い落とす
という点では、乳児湿疹、汗疹、いろいろな肌トラブルに対応できるにちがいない!と思い、早速それから牛乳石鹸を使い始めました。
自分でも、試しに牛乳石鹸で顔を洗ってみたんです。すると、確かに洗い上がりのサッパリ感があります!汚れが落ちた~って感じです。
赤ちゃんにも、毎晩、牛乳石鹸で肌をリセットして、清潔を保っていくうちに、だんだんとブツブツが減ってきて、ニオイも、牛乳石鹸の良い香りに変ってきました。
洗った後の、保湿を忘れないというのもポイントです。牛乳石鹸で毛穴の汚れをサッパリと落とした後に、保湿クリームを塗れば、清潔で潤いのある肌を保つことができました。
あせもができた時、できる前、赤ちゃんの肌を清潔に保つのに、牛乳石鹸を使ってみるのもひとつですよ。
赤ちゃんのあせもがおでこ!まとめ
いかがでしたか?
赤ちゃんにあせもが出来てしまって、よく『自分のせいだ…。』と落ち込んでいた私。
でも、きちんと汗疹ができる原因を知ると、必ずしも自分のせいばかりではないことを感じました。また、助産師さんに、
『赤ちゃんは、あせもができるのが普通やから大丈夫!』
と言ってもらったことが、どんなに私を救ってくれたことか……。
この言葉のおかげで、普段から、赤ちゃんのあせもを予防したり、対策をしたりしつつも、あせもが出来てしまった時には、「普通、普通。」と思えることができました。
また、牛乳石鹸は、私にとっては、すごく役に立ったアイテムでした。お値段も安いので、ひとつ試してみるのも良いかもしれません。
暑い季節も、赤ちゃんが心地良く過ごせますように♪
最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。
***どなたかのお役に立てれば幸いです***
コメント