先日子供が「おみやげ~!」と言って持ち帰ってきた「袋いっぱいのどんぐり」。
『一生懸命ひろってきたんやなぁ。』と、ひろっている姿を想像してニヤけたり『秋がきたんやなぁ…。』と季節の移り変わりをしみじみと感じていたりしていたのも束の間、
『どんぐりって、確か虫が出てくるやんな!?』
ひとつひとつ子供が一生懸命ひろったどんぐり。捨てる訳にはいきません(>_<)
大丈夫、どんぐりから虫が出てこない処理の方法を紹介します!
どんぐり虫の出し方
どんぐり虫の出し方を4つご紹介します!
- 煮沸する
- 塩水につける
- レンジで加熱する
- 冷凍する
『え?!』と思われた方法もあったかもしれませんが、どれもやり方は簡単です♪
まずは下処理として「どんぐり虫を出す前にやっておくといいこと」があります。それは、
- どんぐりを水に浮かべてみる
ことです。
どんぐりを水に浮かべると【沈むもの】と【浮かぶもの】があります。浮かんできたどんぐりは「浮かぶ=軽い」ということなので、虫が中身を食べてしまっている可能性が高いので、中に虫がいるということ(>_<)
この工程で取り除いてしまいましょう。
それでは、どんぐり虫の出し方をくわしくみていきましょう♪
煮沸する
鍋に「どんぐり」と「どんぐりの2倍くらいの量の水」を入れて火にかけて、
- 沸騰してから5~10分位
煮込みます。
長く煮すぎると、実がふくらんで殻が割れてしまうので気をつけてくださいね。時々様子を見ながら、小さいどんぐりだと早めに鍋から取り出しても良いですよ。
煮沸をする時に使う「鍋」についてですが、料理用の鍋で煮込むのは抵抗があるかもしれません。そんな時は
- 100均で小鍋を買う
- 鍋焼きうどんなどのアルミ鍋を利用する
など、お好みの鍋を使ってくださいね。
煮込んだ後は、しっかりと水を切って新聞紙の上へ並べます。どんぐりが熱くなっているので気をつけてくださいね。
熱いからといって、水で急に冷やすと殻が割れてしまいますので、そのまま新聞紙の上にのせます。その後は、日の当たらない風通しの良い場所で乾かします。
中まできちんと乾かしておかないと「カビ」が生えることもあるので、2~3日は乾燥させるようにします。
最初から直射日光に当てると殻が割れてしまうかもしれないので注意が必要ですが、最後の1日くらいは天日干しすると完璧に乾きますよ!
塩水につける
どんぐりをひろってきたら、塩水に一晩つけておきます。
塩水につけることで、どんぐりの中にいる虫が出てきたり卵が死滅したりする効果がありますよ。
塩水の濃度については、海水(約3%)を目安に
- 水1リットルに対して、塩を大匙2杯くらい(約30g)
入れると良いですよ。
一晩つけておいたどんぐりは、翌日水で洗って乾かします。この時も最初から直射日光に当てると殻が割れてしまうかもしれないので、初めは日の当たらない風通しの良い場所で乾かして、最後は天日干しするという方法がおすすめです。
レンジで加熱する
電子レンジで加熱する方法は、あまりおすすめできません。
というのも加熱時間によっては爆発する恐れがあるからです(>_<)中に虫がいるかもしれないどんぐりが、レンジの中で爆発してしまった後の掃除を考えると……!
しかし「最も手間がかからない方法」でもあるのでリスクを知った上で選択してみてください。
加熱時間の目安としては20秒がギリギリなのではないかと思われます。私は自己責任でやってみました。
冷凍する
どんぐりをビニール袋などに入れて
- 冷凍庫で1週間程
凍らせておきます。冷凍庫に入れて放置しておくだけで簡単ですが、冷凍した後は、煮沸、塩水の処理の時と同じように、きちんと乾かす必要があります。
さいごに
子供が一生懸命ひろってきてくれたどんぐり。そのままにしておくと、虫が出てきてびっくりしてしまうかもしれません。
お家でできる簡単な方法なので、どんぐり虫を処理して「虫が出てくる心配のないどんぐり」でたくさん遊べるといいですね^^
- ままごと遊び
- どんぐりごま
- ペットボトルなどに入れて手作り楽器
- リース作り
などなど、いろいろな楽しいことができますよ~!!
コメント