「はたごんぼ」って知っていますか?
幻のごぼうと言われていて、なんと直径が4cm長さが1mの巨大ゴボウなんです!
大きいものってよく「味が大味になる(絶妙な風味が欠けていること)」なんて言われるんですが「はたごんぼ」は甘みがあって懐かしい味がすると評判で、今注目されているごぼうなんですよ。
今回は、そんな話題の伝統野菜「はたごんぼ」についてお伝えしたいと思います。
- どこで買えるのか
- どんな食べ方があるのか
- ネットショップの販売はあるのか
- なぜ幻のごぼうと言われているのか
などなど「はたごんぼ」について気になることをまとめてみましたので、ぜひご覧になってくださいね♪
はたごんぼってどこで買えるの?
はたごんぼは、和歌山県橋本市にある「道のえき」
- くにぎ広場
で販売されています。
運営されているのは農産物直売交流施設組合さんで、はたごんぼ以外にも旬の農産物や加工食品なども販売されています。
地元のスーパーでも「はたごんぼ」を買うことはできるんですが、収穫された「はたごんぼ」はまず一旦くにぎ広場におろされるそうです。
なので『はたごんぼがどこで買えるか』知りたい場合は、直接くにぎ広場に問い合わせてみるのが確実です。
●くにぎ広場●
住所:和歌山県橋本市南馬場506-5
電話:0736(33)5288
営業時間:午前9時~午後5時
定休日:火曜日
はたごんぼってどんな食べ方があるの?
くにぎ広場では「はたごんぼ」そのものはもちろん、加工された「はたごんぼ」も楽しむことができますよ。
- はたごんぼ入りの巻き寿司
- はたごんぼ寿司
- はたごんぼ茶
- はたごんぼコロッケ
などを買ったり食べたりすることができます。どれも名前を聞いただけで美味しそうです^^
中でも私の注目は「はたごんぼ寿司」!
昼から秋晴れプチドライブ
橋本のくにぎ広場。now
🔸はたごんぼ寿司
美味しい〰〰ぃ。
🔸試食の柿も美味しい。
🔸高野口の街並み。
🔸橋本の街並み。 pic.twitter.com/KQmpVQ3LGf— Z50A(1969年のモンキー) (@ja3uaw1818) 2016年10月1日
ごはんがゴボウに巻かれているビジュアルにはびっくりしてしまいました!はたごんぼの直径の太さを生かしたとてもステキなアイデアです^^
はたごんぼ寿司のゴボウの色から予想すると、だし汁とちょっと甘辛いしょうゆ味でやわらかく煮てあるんじゃないかなぁ……?!なんて想像してみました。どんな味なんでしょう。
コロッケも気になります!
高野山に上がる前にはたごんぼコロッケ!
うまい!! pic.twitter.com/p6WdeqSQF5— 浦部 陽介 (@urayan0728) 2015年10月30日
コロッケだとおやつ感覚で食べられるので、気軽に「はたごんぼ」を楽しめますね♪
子供も喜びそう!
現在「はたごんぼのジェラート」も開発中ということで今後がすごく楽しみです!!!ゴボウのジェラート……どんな味なのか想像もできません(笑)
もちろん、くにぎ 広場で「はたごんぼ」そのものを買って家で調理するのもいいですね。
はたごんぼを調理する時には、ゴボウについた土を落とすぐらいで皮を取り過ぎないことがポイント。切った後は特に水にさらしてアク抜きしなくてもいいんですって!
私だったら……
- 炊き込みご飯
- たたきごぼう
- 筑前煮
- きんぴらごぼう
- 豚汁
などなど、いろんな「はたごんぼメニュー」を作って食べてみたいです^^
はたごんぼは通販で買える?
はたごんぼが通販で買えるのは、今のところ
- はたごんぼ茶
のみとなるようです。
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……ますますくにぎ広場まで行ってみたくなりました!(笑)
しかしあなどるなかれ、この「はたごんぼ茶」、農林水産省食料産業局長賞を受賞しています。
はたごんぼは、普通のゴボウに比べてポリフェノールが1.4倍も含まれているそうなので、栄養も満点なんですね。ますます注目の「はたごんぼ」ですね!
はたごんぼはふるさと納税で手に入る?!
はたごんぼは、和歌山県のふるさと納税で手に入れることができます。
しかしはたごんぼそのものではなく、はたごんぼから作られた
- ごぼう茶
- はたごんぼあられ
- はたごんぼまめ
の3種類のセットになります。
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このようなセットが寄付金5,000円で送られてきますよ。
はたごんぼのあられや豆菓子も美味しそうですね。
はたごんぼがどんな味なのか気になる人はこちらも検討してみるのもいいかもしれません。
ふるさと納税の申込受付も通年とのことなので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
はたごんぼって何?
はたごんぼって、こんなゴボウです!
Instagram(県「食」アカウント):https://t.co/laUVUOVmoJ #和歌山 高野山にて精進料理。
お坊様がご説明する、「はたごんぼ」。
橋本市特産の太いゴボウ… pic.twitter.com/l0CjE6dasy— 和歌山県 (@WakayamaPref) 2017年3月4日
…… で、でっかい!
こんな大きなごぼう初めてみました。人が手で持っているのを見ると、相当巨大なゴボウというのがよくわかりますね。
でもこの「はたごんぼ」実は江戸時代から生産されてきた伝統野菜なんです。
味・香りの良さと軟らかな食感は一度食べたら忘れられない味と評判で、紀州藩の歴史書「南紀徳川史」にもご当地名物として「はたごんぼ」が紹介されているんですよ。
名前の由来は、畑(はた)でとれるゴボウ(ごんぼ)から名付けられました。
品種としては「滝野川」と呼ばれるもので、決して特別なごぼうではないんですね。はたごんぼが作られている場所は、山の中腹。山の傾斜を利用してゴボウが作られているんです。
粘りが強くて肥えた赤土に加え、寒暖差の大きい環境でたくましく生長することで、独自のゴボウが生まれたんですね。
ただこの「はたごんぼ」、収穫するのが大変だったそうで人の力だけでは時間と労力がかかるため、だんだんとカキやミカンなどの果樹へと転換されていったんです。
昭和の初めの頃には自家用栽培されるだけになってしまいました。
しかし、2008年に地元の有志が立ち上がり、栽培が開始されたんです!しばらくの間表舞台から消えていたこともあって「幻のゴボウ」と話題になっているんですね^^
さいごに
はたごんぼがなぜ「幻のゴボウ」と呼ばれるのかよくわかりました。
ビックリするような巨大なゴボウの中には、地元のみなさんの想いがたくさんつまっていたんですね。
ネットショップでは「はたごんぼのお茶」を買うことができますし、ふるさと納税では「はたごんぼのお茶・あられ・豆」をいただくことができます^^
個人的には、はたごんぼ寿司をぜひ食べてみたいと思ったので和歌山県に行く時には、くにぎ広場に電話で問い合わせようと思います♪
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