モロヘイヤの茎って捨てますか?
『葉っぱだけ取って、捨てる方も多いのではないかな?』と思いますが、茎も美味しくいただけるんですよ~^^
こんなにドヤッて感じで「茎も食べられる!」と言っている私ですが、実は以前は捨てていました^^;
でも茎も食べられること、茎に含まれている栄養について知ってからは、『茎も食べないともったいないなぁ。』と思うようになりました。
今回はモロヘイヤの茎は捨てる?!その栄養についてもお伝えしたいと思います。
「モロヘイヤに毒がある」ということを聞いたことがある方にとっては「茎を食べることによって毒は大丈夫なのか?!」ということが気になるかもしれません。その点についてもくわしくお話しますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね!
モロヘイヤの茎は捨てるしかない?
モロヘイヤの茎は捨てるしかない?いえいえ、茎も美味しく食べられますよ!
ただ「根元に近い部分の茎」は固くて筋っぽくなるので食べ難いかもしれません。「葉に近い部分の茎」は比較的やわらかいので、長めに茹でたり、炒めたりして食べることができますよ。
固くて筋っぽい部分を見分ける方法としては、モロヘイヤの茎の両端を手で持って折ってみます。ポキンと折れた部分から葉の部分までが柔らかく食べられる部分です。
アスパラなどと同じですね^^
もしもうまく折れない場合は、葉っぱよりの茎半分くらいまでがやわらかく食べられる部分だと覚えておくのもひとつです。
しかし、モロヘイヤによっては茎を長めに茹でても固くて食べられないという場合もあります。収穫してから時間が経っているモロヘイヤですね。
私もはじめは葉っぱの部分しか食べていなかったのですが、モロヘイヤを作っている方が「茎も美味しいで」と教えてくださり、茎も食べてみるようになりました。
茎の食べ方としては、
- おひたし
- 和え物
- スープ
- きんぴら
- 天ぷら・かき揚げ
- スムージー
などにして美味しくいただくことができますよ。
茎を食べる時には塩を入れたお湯で葉っぱより長めに茹でることがポイントです。私はいつも「400mlの水に塩小さじ1入れたもの」を沸かしてモロヘイヤを茹でています^^
ゆで時間は、茎の部分は3分、葉っぱの部分は1分程茹でます。
塩を入れて茹でることによってモロヘイヤの色が鮮やかになり、更に茹でた後に冷水にとると色鮮やかさが続きますよ。
細かく刻んで納豆とまぜたり、ポン酢で和えるとメカブのようで美味しいです♪茎の部分をきんぴらにしたり、かき揚げなど揚げ物にしても美味しくいただけますよ。
やはり茎の固さが気になるという場合は、茹でてからスムージーに加えるといいですね。
このように、モロヘイヤの茎の部分も柔らかいところは美味しくいただくことができますよ。
モロヘイヤの茎の栄養は?
モロヘイヤの茎にも葉と同じ栄養素が含まれています。茎の部分は特に繊維が多いので食物繊維が葉っぱの部分より多く含まれますよ。
モロヘイヤには、
- ビタミンA
- ビタミンC
- ビタミンE
- カルシウム
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- カリウム
- 食物繊維
など豊富な栄養素がたくさん含まれています。これらの栄養素は、
- 老化を防いでくれる
- 免疫力を高めてくれる
- 腸内環境を整えてくれる
などと体に嬉しい栄養素ばかり!
モロヘイヤを初めて調理した時には『こんな葉っぱ食べられるん?』とモロヘイヤに大変失礼なことを思ってしまいましたが、食べてみてビックリ!めちゃくちゃ美味しい!!!
しかも安いんですよね~^^
>>モロヘイヤの販売時期は?どこで買える?スーパーの価格も知りたい!
その上栄養素も高いって・・・『これは食べるしかない!家族にもモリモリ食べてほしい!!』と思い、毎年モロヘイヤが販売される時期になると頻繁に食べています。
さらに茎も美味しく食べられることを知り、モロヘイヤの茎と葉を食べることによって豊富な栄養素+食物繊維の量がアップです♪
モロヘイヤの茎に毒がある?!
モロヘイヤの茎には毒がある?!と耳にしたことがあるかもしれません。モロヘイヤを食べて体調が悪くなったという話はテレビでも放送されていましたね。しかし、
- モロヘイヤの葉と茎には毒性はありません
「葉と茎には」ということなのでどこに毒性があるのかというと、それは・・・実の部分なんです。
『え?モロヘイヤの実??』と思われたかもしれませんね。私もモロヘイヤの実なんて見たことがありませんでした。スーパーなどでモロヘイヤを手に入れる人にとっては、実の部分は見たり食べたりすることは全くありません。
「モロヘイヤの毒性」や「実の部分」に気をつけなければならないのは、家庭菜園でモロヘイヤを育てて収穫して食べている人です。
モロヘイヤは若い葉や茎を食べる野菜です。「実ができる」ということは収穫時期が終わり、花や実や種ができる時期ということです。
モロヘイヤは葉や茎の収穫時期を過ぎると、やがて小さくて可愛い黄色い花が咲きます。その花が咲いたら、もう収穫するのは危険!この後にできる細長いサヤと、その中の種子には「ストロファンチジン」という毒素が含まれるからです。
この毒物は、昔アフリカでは狩猟用の毒矢に使用されていたそうで、摂取すると食欲不振、起立不能、下痢などを発症し、ひどい場合は死に至ってしまうこともあります。
青じその場合は、花が咲いた後の実も美味しく食べられるので、モロヘイヤも食べられそうに思ってしまうかもしれませんが、絶対に食べてはいけません!
スーパーなどで販売されているモロヘイヤは、収穫時期の葉と茎が出荷されているので毒の心配はありません。
家庭菜園でモロヘイヤを育てて食べている方は、花が咲いたら収穫して食べるのをやめましょうね。
モロヘイヤの茎は捨てるしかない?まとめ
モロヘイヤの茎は捨てるのではなく、美味しくいただくことができたんですね^^
茎を手で持ってポキンと折れた部分から葉先の方まではやわらかく食べられる部分です♪葉っぱよりも少し長めに茹でたり、炒めたり、揚げたり、ミキサーにかけたりしてお好みの食べ方で食べてみてくださいね。
葉っぱの部分よりも食物繊維が多く含まれるので、お腹にも嬉しいです。
「毒」と聞いて心配になられたかもしれませんが、市販のモロヘイヤなら毒性の心配はありませんので、安心して茎も葉っぱもいただきましょう^^
家庭菜園をしている方は、黄色い花が咲いたら収穫して食べるのはやめましょう!
モロヘイヤっていつからスーパーで売ってる?!販売時期についてはこちら
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