干し柿って美味しいですよね。
「市販の干し柿」を買っても、美味しくてすぐになくなってしまいませんか?!そんな時は、いっそのこと干し柿を家で手作りして思う存分「干し柿」を楽しむのはいかがでしょうか^^
干し柿を手作りするなら
- 干し柿を手作りするオススメの時期
- 干し柿が好む気温
- どんな場所に干すといいか?
などについて、事前に知っておくことで「失敗」を防ぐことができますよ。
今回は『家で干し柿を作ってみようかな?』と思っているあなたへ、干し柿の作り方で重要な「作る時期」や「目安となる気温」「柿を干す場所」について詳しく解説したいと思います!
干し柿の作り方 時期は?
干し柿を干す時期は、
- 11月中旬頃~
が適しています!
丁度、晩秋から初冬にかけての時期ですね^^もちろん、お住まいの地域によって気候が違ったり、その年によっては11月でも暖かいことがあったりします。そんな時には、
- 気温が低くなってきた
- 空気が乾燥してきた
- 雨が降る日が少なくなってきた
というのを目安にしてみてくださいね。
暖かかったり、空気の乾燥があまり感じられなかったり、雨が降りやすかったりする高温多湿な時期に干し柿を干すと、「カビ」が生えやすくなるんですね(>_<)
一度干し柿に「カビ」が生えてしまったら、もう食べられません。カビが目に見える状態になった時には、すでにカビの菌糸が干し柿全体にまわってしまっていますからね……。
せっかく仕込んだ干し柿が食べられないなんて悲し過ぎます!そうならないためにも、干し柿を干す時期というのはとても大事なことなんだということを覚えておいてくださいね。
干し柿の作り方 気温は何度ならOK?
干し柿を干す時の気温は、
- 15度以下
が適しています。
先程、干し柿を干す時期は「11月中旬頃~」が適しているとお伝えしましたが、それに加えて「15度以下」という気温の目安も覚えておくといいですよ^^
気温が15度を下回ってくる頃といえば「紅葉が始まる時期」ですね。また「ちょっと北風が吹き始めたかな?」という時期だったり、「そろそろ暖房が必要かな?」と思われたりする時期です。
ただ、朝晩は冷え込んでいても日中は15度を超えるような気温になったり、寒い日が続いていたのに干し柿を干した途端に暖かさが戻ってしまったりすることもあります。
干し柿って、皮を剥いたらその日のうちに干すことが大事なんですね。皮を剥いて干したら、とにかく表面を乾燥させて「カビ」が生えるのを防がないといけません(>_<)
私は「天気予報」を1週間後くらいまで見てみて
- 気温が急に上がるような日がないか
- 雨は降らないか
- 晴れの日がたくさんあるか
をチェックします。
もしも2~3日後に雨が降る予報だったり、気温が上がりそうだなと感じたりする時には干し柿作りは延期します。もしも渋柿を用意したなら、冷蔵庫に入れて保管しておくといいですよ。
渋柿の入手方法はこちらでくわしくお伝えしています^^
>>渋柿はどこで買える?スーパーでも売ってる?値段も知りたい!
干し柿を干す場所はどこ?
干し柿を干す場所は
- 風通しの良い場所
でないと「失敗する可能性」が高くなります(>_<)
干し柿を「干す時期」や「気温」も大事なことなんですが、「風通しの良い場所」というのも本当に大切です。『干し柿は風に当てながら乾燥させて作る』と言っても過言ではありません!
とにかく高温多湿の場所だと「カビ」が生える可能性が高くなります。なので、干し柿を干す場所としては
- 日光が当たる
- カラッと乾燥している
- 気温が低い
- 風が通る
- 雨が当たらない
というような場所を選びます。
日光が当たり過ぎると干し柿が黒くなってしまうんですが、干したばかりの時には紫外線を当てることによってカビが生えるのを防ぐことができます。
乾燥していて気温が低くて風が通って雨が当たらない場所……昔から干し柿は軒下に吊るして作っているのは、このような干し柿が好む場所に適しているからなんですね^^
ただ、現在の住宅では「軒下に柿を吊るす」のは難しい場合もありますよね。そんな時には
- ベランダ
- 室内
に柿を干してみましょう^^
ベランダで「洗濯用のピンチハンガー(洗濯ばさみがたくさん付いたもの)」に柿を吊るして干せば、雨が降った時にもさっと室内に移動させることができますよ。
室内では、どうしても「高温多湿な環境」になってしまいます。私も過去に室内で干し柿作りに挑戦して、見事にカビが生えてしまいました^^;
人が生活するとどうしても気温や湿度が上がってしまうので、室内で柿を干す場合は「使っていない部屋」に干すというのもひとつです。また室内ではどうしても難しい「風通し」ですが、柿に扇風機を24時間ずっと当てるという方法なら、カラッとした環境を作ることができカビが生えるのを防ぐことができますよ。
こちらでは「室内に柿を干す場合」について、さらにくわしく解説しています^^
さいごに
干し柿の作り方のポイントは、
- 11月中旬頃~
- 気温が15度以下になった頃~
- 気温が低く風通しの良い場所に干す
です。
干し柿の好む環境さえ整えてあげれば、後はほったらかしておくだけで日に日に甘くて美味しい干し柿になっていってくれますよ^^
干し柿作りのきっかけになればとっても嬉しいです♪
こちらでは、これまでにお伝えしてきた「柿」や「干し柿」についての情報を見やすくリストにしてまとめてあります^^干し柿の作り方も【写真付き】でくわしく解説していますのでぜひご覧になってくださいね。
>>【柿のまとめ】柿の食べ方,栄養,カロリー,干し柿の作り方,保存方法など
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