干し柿を作りたいけれど、外に干すのはちょっと抵抗がある……(>_<)室内で干し柿を作れたら嬉しいですよね!^^
私も干し柿を「室内」で作りたくて模索していた一人です。ただ、やっぱり干し柿を「室内」で作る場合、外で干し柿を作るよりも「コツ」が必要になります。
何を隠そう私は、何も考えず自分の都合の良い場所(室内)に柿を干したら見事に「カビ」だらけになって『干し柿作りを大失敗してしまった』という過去があります^^;
でも失敗したことによって、室内で作る場合に気をつけないといけない事やコツがわかりました!今回は干し柿の作り方「室内」で作る場合のやり方やコツを【写真付き】でご紹介しますね♪
干し柿の作り方 室内で作るなら?
今回、室内で干し柿を作るのに私が選んだ場所は
- 台所
- 冷蔵庫の中
です。
干し柿は、気温が低くてカラッと乾燥した場所に干さないと干している間に「カビ」が生えやすくなってしまいます。干し柿はいかに「カビ」を生やさないかが重要になるんですね(>_<)
なので、室内で干し柿を作る場合は『普段使っていない部屋』なんかを使うのがオススメなんです。『干し柿が好む環境』についてはこちらでさらにくわしく解説しています!
>>干し柿の作り方 時期はいつ?気温は?干す場所はどこがいい?
「台所」って……決して気温が低くて乾燥した場所ではないですよね^^;料理をするとどうしても気温や湿気が上がってしまう場所です。私がなぜ台所を選んだかというと、
- 柿の様子を毎日チェックしやすい
- 太陽の光がよく当たる窓がある
- 窓を開けると風通しが良い
からです。
柿の様子を毎日チェックしやすい
干し柿って『ほったらかしていても勝手にできるもんだ』と思っていましたが、やっぱり毎日様子を見てあげることって必要です。
もしも干し柿のひとつに「カビ」が生えてしまった場合、早く発見できれば他の柿を守ることができます。また、太陽に当てすぎると色が黒くなるので柿の様子を見ながら場所を移動させてあげることもできますよ。
私の場合、普段使っていない部屋に干し柿を干したら、きっとほったらかしにしてしまうと思ったんです^^;
太陽の光がよく当たる窓がある
太陽に当てすぎると干し柿が黒くなってしまうのは干し柿が「完成間近」の頃。
干し始めたばかりの頃は太陽の光に当ててあげることでメリットがたくさんあります。「日光」に当てることによって紫外線がカビ対策になりますし、柿の表面を早く乾燥させることによってカビが生えるのを防ぐことができるんです。
窓を開けると風通しが良い
「風通し」は室内で干し柿を作るなら大事なポイントです。外に干す場合には、だんだんと寒くなってきた冷たい北風が、干し柿を乾燥させ熟成させてくれるんですが、室内の場合は「風」を作ってあげる必要があります。
普段使っていない部屋で、気温や湿度も低くカラッとしている環境ならよいのですが、暖かく適度に湿度もある人にとって快適な環境は、干し柿にとっては少し暖かすぎます。
そんな時には「扇風機」や「エアコン」を使って、干し柿に常に風を当ててあげます。私は、日中は窓を開けて網戸越しに干し柿に日光と風を当て、窓を閉めたと同時に扇風機をつけっぱなして風を当て続けました。
こちらが実際に「台所」に干した柿です。100均の洗濯物を干す「ピンチハンガー」を使っています。柿同士がぶつからないようにしないと、当たった部分から傷んでカビが生えやすくなるので、こんな風に間隔をたくさん開けて干します。
また、家に「干しカゴ」があったので、こちらにも「柿」と剥いた後の「皮」を干してみました。柿を剥いた後の皮を干したものは、漬物(大根など)を作る時に一緒に入れるととっても美味しいんです^^
風を作るための扇風機は、このようなミニ扇風機を使っています。
こんな感じで窓を閉めている時には、ずっと扇風機の風を当て続けています。
こちらは「冷蔵庫」に干した柿です。冷蔵庫はスペースが限られているので、どうしてもたくさんの柿は干すことができません。
私は冷蔵庫の中に突っ張り棒をこんな風に設置して、柿を吊るしてみました^^
バットに網をのせて、その上に柿を置いても作ることができますよ!平たい形の柿の場合はバットでも置きやすいんですが、縦長の形の柿の場合はこんな風に吊るした方がきれいな形の干し柿になります^^
干し柿の作り方は簡単!
干し柿を干す場所や干してからの「カビ」の心配には頭を悩ませますが、干し柿の作り方自体はとっても簡単です!
材料
- 柿
- 手袋
- 包丁
- 新聞紙
- 吊るす用の紐
- 吊るす用のピンチハンガーや干しカゴ
- 熱湯
柿の買い方や選び方はこちらでくわしく解説しています^^
>>渋柿はどこで買える?スーパーでも売ってる?値段も知りたい!
作り方
1.柿のヘタの周りの皮を剥きます。私は包丁使いが下手なので、くるくる~っとは剥けません^^;外側からヘタに向かって皮を剥いていきます。
2.続いて、ヘタの周りの剥いた部分から底に向かって皮を剥いていくと剥きやすいです。
3.すべての柿の皮を剥きます。皮が剥けたら、鍋にお湯を沸かし始めると作業がスムーズに進みますよ。
4.ヘタに紐を結びます。紐の長さは何に干すかによって長さを調整してくださいね。吊るす必要がない干しカゴに干す場合でも、熱湯にくぐらせるために紐に結んでおくといいですよ。私は固結びをしました。
5.お湯が沸いたら、紐を持って柿を10~30秒お湯にくぐらせ熱湯消毒します。
お湯にくぐらせた後には柿に触らない方が良いので、私はひとつずつ「柿をお湯にくぐらせて干す」という作業をくり返しました。
6.完成です♪
干し柿を作ること自体は皮を剥いて吊るすだけなので、とっても簡単です!
さいごに
干し柿を「室内」で作る場合はその環境にもよるんですが、外で作る場合よりも少し時間がかかります。特に「冷蔵庫」は時間がかかります。時間がかかるということは、その間「カビ」が生えないか心配し続けることになります^^;
室内で干し柿を作る場合は「扇風機の風」は必須です!ただ、扇風機をずーっとつけっぱなしにすることが気になるかもしれませんね(>_<)(電気代)
私は「室内」「外」「室内+外」など、干し柿をいろいろな場所で作ってきました。その中で一番良かったのが、「干しカゴ」を使って外+室内に干す方法でした。
柿を外に干すことに抵抗があった私ですが、干しカゴを使えば「ホコリ」や「虫」も気にならなくなりました。洗濯物を干すついでに干しカゴも外に出して、洗濯物を取り込むついでに干しカゴも取り入れて、室内に入れたと同時に扇風機の風を当てていました。
やっぱり外で日光と風に当てると、干し柿になるスピードが速い!
柿に水分が多い状態だとカビが生えやすくなるので、乾燥するスピードは速い方が安心なんです。
でも「室内」のみでもちゃんと美味しい干し柿はできるので、この記事を参考にあなたの家の環境に合わせて試してみてくださいね^^
こちらでは、これまでにお伝えしてきた「柿」や「干し柿」に関する情報を見やすくまとめています。柿の食べ方のアレンジや、保存方法など気になることがスッキリ解決できると嬉しいです^^
>>【柿のまとめ】柿の食べ方,栄養,カロリー,干し柿の作り方,保存方法など
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