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シュトーレンはなぜ高い?どんな味?素敵な意味が込められてるのって知ってた?!

クリスマスが近付いてくると、パン屋さんなどでよく見かける「シュトーレン」。ドライフルーツがたっぷり入っていて、周りは白い粉砂糖がたっぷりで何だか美味しそう♪

『買ってみようかな~?』と思い手に取ろうとして、ふと「値段」を見ると、

『……え?!なぜにこんなに高い?!』

と思い、思わず手を引っ込めてしまった私です^^;

シュトーレンってなぜ高いんでしょうか?味が格段に美味しいから?!それ以来、シュトーレンが気になって仕方ありませんでした(笑)

今回は、シュトーレンがなぜ高いのかについてお伝えしたいと思います。気になってたくさん調べたので、ちょっとしたシュトーレン博士になってしまいました^^;

シュトーレンの「味」や「意味」についても合わせてお話しますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね!

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シュトーレンはなぜ高いの?

シュトーレンがなぜ高いのかというと

  • 材料代と手間がかかる

からです。

まず、シュトーレンには何が入っているのかと言うと

  • バター
  • ドライフルーツ
  • 洋酒
  • ナッツ
  • アーモンドプードル
  • スパイス

このような材料からできているんですね。「バター」「ドライフルーツ」「ナッツ」……どの材料を見てみても、材料代がかかるということがわかります^^;

作り方はいろいろなレシピがあるんですが、シュトーレンを作る時の大まかな流れとしては、

  1. シュトーレンを作る大分前からラム酒にフルーツを漬け込んでおく
  2. 生地を作る
  3. 低温発酵させる
  4. 成形する際にマジパンを作って入れる
  5. 焼く
  6. 溶かしバターにくぐらせてグラニュー糖をまぶす
  7. 一晩おく
  8. 粉砂糖をたっぷり付ける
  9. 1ヶ月位熟成させる

というように、とっても「手間」と「時間」がかかるんです。

 

実は、私は『買うよりも作った方が安くていっぱい食べられる!』というスタンスの持ち主で気に入った食べ物は買わずに作るということが多いんですが、シュトーレン作りに挑戦した時には、

『シュトーレンは安く作れない……!』

と思った程でした。バターをマーガリンにしたり、フルーツやナッツの量を減らしてしまうと、全然シュトーレンじゃなくなってしまったんです(>_<)

そう思うと、逆に「安いシュトーレン」はマジパンが入っていなかったり、バターが少なめでパサパサしていたりして美味しくないなと個人的に思います。

こちらでは、シュトーレンにマジパンが入っている意味や味の違いについてくわしく解説しています^^

>>シュトーレンにマジパンはなぜ入っているの?意味は?なしなら味は変わるの?

シュトレンが何の「材料」から出来ていて、こんなに「手間」や「時間」がかかるものだということが解れば『なぜ高いのか?』が納得できるのではないでしょうか^^

 

シュトーレンってどんな味?

シュトーレンの気になるお味ですが、

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  • 選ぶシュトーレンによって味がかなり変わってきます

なぜなら「お店によってシュトーレンの味がかなり変わってくる」からなんです。

もともとシュトーレンは「ドイツ」のパンなんですが、日本で作られているものはスパイスが控えめだったり、軽い食感だったりして日本人の舌に合うように改良されていると感じます。本場のシュトレンは、どっしりと重くてスパイスもたっぷり、食感もかたいです。

また、シュトーレンの中に入れる「ドライフルーツの種類」や「スパイスの配合」が違うと味が変わります。オレンジピールやシナモンが入っているとまた違った味わいになりますよ。

 

私が初めて食べたシュトーレンは、パッサパサで硬~いパウンドケーキのようでした^^;今ならその理由がわかるのですが「値段が安いものを選んだから」だったんですね。

その後、パッサパサのシュトーレンとは値段が全然違うシュトーレンを食べる機会があり、その美味しさに感動したことを覚えています。しかも、不思議なことに日が経つにつれて美味しくなっていくんです!

 

先程お話ししたように、シュトーレンには「ドライフルーツ」や「ナッツ」が入っているので、例えば「レーズンパン」や「フルーツケーキ」が苦手な方なんかはお口に合わないかもしれませんね。

また、私のように選ぶシュトーレンによっては味わいがかなり変わってくるので、ぜひ少々値段が張っても美味しいシュトーレンを食べてみてほしいなと思います。

 

シュトーレンにはどんな意味が込められているの?

先程「シュトーレンって日が経つことに美味しくなる」とお話しましたが、実はそうなるように作られているんですよ。

 

シュトーレンとは「イエス・キリストの降誕を迎えるために食べられるパン」なのです。ドイツでは、キリスト降誕を迎える期間のことをアドヴェント(待降節)と言います。

アドヴェントの期間は4週間あって、その間にシュトーレンを少しずつスライスして食べる習慣があるんですね。この4週間の間に、シュトーレンに入っているフルーツとラム酒が熟成していき、風味が少しずつパンに移っていきます。

シュトーレンが日に日に美味しくなっていくことを感じながら「クリスマス当日が待ち遠しくなる!」という訳なんです。シュトーレンは、言わばクリスマスが来るのをお祝いするカウントダウン用のパンという感じですね^^

 

  • シュトーレンはなぜ丸々1本で売られているのか?
  • なぜ少しずつ切って食べるのか?
  • なぜ日持ちがするのか?

など、シュトーレンに込められた意味を知ることで『なるほど、そんな意味があったからなんだなぁ』と全てがつながったような気持ちになりました。

 

さいごに

シュトーレンがなぜ高いのかは材料代や手間、時間がかけられて作られていたからだったんですね。

シュトーレンはお店によって「価格」や「味」が変わってきます。特に値段が安いものは食感がパサパサして口の中の水分が持っていかれるような感じがします……^^;

シュトーレンに込められた意味を知り、私も美味しいシュトーレンを毎日少しずつ味わって食べながらクリスマスを楽しみに待ちたいと思います♪

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