樹脂粘土でつくるミニチュアフードの創刊号が発売されましたね!発売されることを知ったきっかけはCMでした。
たまたま家族でテレビをみていた時にこのCMが流れたんですね。ハンドメイドが大好きな長女と私はCMに釘付け(笑)
しかも創刊号は特別価格の299円?!
以前から親子でミニチュアフード作りには興味があったのですが、スライムを作ったりシールを作ったりレジンを作ったりアイロンビーズを作ったりプラバンを作ったり……いろいろな物作りに熱中していたので、なかなかミニチュアフードまで辿り着けずにいました^^;
なのでミニチュア作りは完全なる初心者であり、道具なども一切持っていません。
そんな私と小学生の長女と次女が、樹脂粘土でつくるミニチュアフード作りに挑戦しました^^
今回は、樹脂粘土でつくるミニチュアフード創刊号の「クロワッサン」を作ってみたことについて紹介したいと思います。さてさて、小学生でもキットを使ってミニチュアフードを作ることができたのでしょうか?!
ミニチュアフードアシェットのクロワッサンを作ってみました
まずは材料と道具を用意します。創刊号に付いているものには、
- 樹脂粘土(白)
- アクリル絵の具(5色)
- ベーキングパウダー
- ベビーパウダー
- 平筆
- 粘土スケール
があり、自分で用意する必要があるものは、
- 粘土用マット(下敷きやクリアファイルでもOK)
- クッキングシート
- カッターナイフの太刃
- ラップ
- 爪楊枝
- はさみ
- 定規
- 油性ペン
- クリアファイル(不要なもの)
- 筆を洗う容器・水
でした。
本のはじめの方には「樹脂粘土のミニチュア作りに使われる道具」がくわしく紹介されていました。写真付きで何の目的で使うのかも記載されているのでわかりやすかったです。
ピンセットやヘラ、手芸用接着剤などは定期購読すると特典でプレゼントしてもらえるようでした。
なかなか準備する物がたくさん!準備から片付けまでを考えると、特に子供と一緒に作るなら休みの日など時間に余裕のある時に作るのがおすすめです。
樹脂粘土の扱い方を学ぶ
はじめに樹脂粘土の扱い方について、写真付きで丁寧に記載されていました。
- 粘土の取り出し方や保存方法
- 粘土のこね方
- 粘土スケールを使って粘土を量る方法
- 丸玉の作り方
- カットの仕方
など、樹脂粘土を初めて触る人にとってミニチュア作りの基本が学べます。「付属の粘土を少し使ってやってみましょう。」とあったのですが、私と長女と次女が使うと粘土が足りなくなるのでこの作業は省きました。
常日頃からスライムと粘土を混ぜるなど、混ぜたりこねたりのばしたりする作業は得意なので大丈夫だということで……(笑)
でもこの作業を行うことで、樹脂粘土の手触りを感じたり、特にのばしてカットする作業が独特なので基本の方法を学べたりすると思います。
クロワッサンを作る
まずは、クロワッサンを成形するための型作りから始めました。不要なクリアファイルに二等辺三角形の型をとって切り取ります。
そして分量分の粘土をこねて、着色していきます。本には「絵の具を混ぜた後色の目安」が載っていたので、見比べながら見本通りに着色することができました。本に載っている絵の具の量を守れば特に難しいことはありませんでした。
その後、ベーキングパウダーを「モデラ」という道具を使って2杯分混ぜ込んでいくのですが、モデラを持っていなかったのでレジン用の調色スティックを使いました。耳かきのようなものをイメージするといいと思います。
ベーキングパウダーを混ぜ込んだら、平らに伸ばしてカットします。初めにつくった二等辺三角形の型を使ってカットしますよ。
そして、ここからがちょっと難しかった……。「クロワッサンの成形」です。作業に集中し過ぎて写真がありません^^;
特に難航したのは「カッターで筋を入れる作業」と「巻く作業」。
カッターで筋を入れるのは、あの美味しそうなクロワッサンの生地の層を表現するため。側面と表面に筋を入れていきます。
成形が終わったら粘土を電子レンジで少し温める工程があるのですが、温めると粘土が膨らむため筋を深く入れておかないと消えてしまうんですね。力加減が難しかったです。
また、パンの成形は難しい!クロワッサン、成形次第でバターロールになるので注意です(笑)
私なりの成形のコツは
- 端からきっちりときつめに巻いていくこと
- 巻き終わりをくっつけたら三日月型になるように左右をカーブさせること
- 端の部分をちょっと引っ張り出すこと
です。
私が特に難航した筋入れからの成形の工程、動画の方がよりイメージしやすいと思いましたので、アシェットさんのホームページより成形部分の動画を載せておきますね。
Step1~Step6までそれぞれの詳しい作業工程の動画がありますので、気になる方はこちらからご覧になってみてくださいね。
成形が終わった樹脂粘土を、電子レンジ500wで20秒温めると少~しふっくら膨らみます。同時に粘土を乾かすこともできるので、そのまま絵の具を塗る作業へすすむことができるんですね。
樹脂粘土が膨んだ仕上がりになるのが嫌なら、2日間程自然乾燥させると良いそうですよ。
絵の具を重ね塗りしながら焼き色をつけていきます。黄土色、うす茶、赤茶、こげ茶と重ね塗りしていくのですが、濃淡をつけるのが難しかったですね。でも、お手本が「大きな写真で色鮮やかに掲載されている」ので、子供たちも見本をじーっと見ながら塗り塗りしていました。
最後に粉を付けて、1日程乾燥させれば出来上がりです♪
さて、どれが誰が作ったものでしょう?^^
ちょっとバターロールになりかけのものもありますが、どれもちゃんと「美味しそうなパン」に見えませんか?!
ミニチュアフードアシェットのクロワッサンを作る時気をつけたいこと
ミニチュアフードのクロワッサンを作ってみて『ここは気をつけておけば良かったなぁ。』と思ったことがありました。
- カッターの太刃は新品のものを使う
- 樹脂粘土は手早く作業する必要がある
- 樹脂粘土はホコリやゴミなどが付きやすい
カッターの太刃を用意した時、私は新品のものではなくカッターに付いていたものを取り外して使ったんですね。そうすると刃に付いていた汚れが粘土に付いてしまって……慌てました。
カッターの太刃は新品のものを使うか、綺麗にしてから使うことをおすすめします。(怪我に注意してくださいね)
また本には「作業の前には手を綺麗に洗う」と書いてあるように、汚れた手で粘土を触るとすぐに汚れが付いてしまいます。ホコリなども付きやすいので要注意です。
そしてクロワッサンを成形している時、巻き終わりがくっついてくれなくて困ったんですね。樹脂粘土って空気に触れると硬化するそうなんです。作業をしていると、何となく粘土の伸びが悪くなってきたのはこのせいでした。
テキストにも「なるべく短時間で作業しましょう」「乾いたら霧吹きなどで少量の水を吹きかけます」などと記載されていましたが、見落としてしまっていました。
初めてのミニチュア作りだったので、本を見ながら慎重に進めていたため作業時間も長引いて、粘土が乾いてしまったのだと思います。
粘土が乾いた時には「霧吹きなどで少量の水をかける」とあったのですが、この方法だと水をかけすぎてしまいました。私のおすすめは「手を水に濡らしてから軽く拭いた手で作業をする」という方法。
樹脂粘土を少~し潤わせてあげたい時に適度な水分を与えることができましたよ。
樹脂粘土でつくるミニチュアフードアシェットを作った感想
ミニチュアフード作りは初挑戦!特に道具も持っておらず、創刊号に付属していたアイテムと家にあるものを使って見本のような「クロワッサン」を作ることができました!
小学生の女の子2人と一緒に作ってみて、途中手助けが必要な部分もありましたが、普段からいろいろな物作りをして遊んでいる我が家の小学生はとってもとっても楽しんで作業していました。
「もっと作りたーい!」という声があったのは、付属の粘土で3人で作ったため1人1個のクロワッサンしか作れなかったからだと思います。1人で作業するなら3個は作れるので安心してくださいね。
はじめは、準備物が多いし絵の具も使うのでもっと大変なことになるかと思いましたが、ミニチュアの物を作るので作業スペースもそんなに広がらずこじんまりと作って遊ぶことができました♪
初めてなので、失敗したなと思う部分もありましたが、299円というお値段でこれだけの体験をすることができたのはすごく価値があったと私は思います。
ガチャガチャするより安い!(笑)
以前、ミニチュア作りが「100均の材料を使ってできる」ということを知って挑戦してみようと思っていたこともありましたが、100円ショップと言えども使う材料を全て揃えていくとお値段がかさみますよね?
299円で基本的なものが揃っているこのアシェットのミニチュアフード創刊号は、ミニチュアフード作りをはじめるきっかけとして、とても素敵なアイテムだと私は感じました。
本当に楽しかった♪
楽しかったので第2号も買ってしまいました!第2号は、なんと2種類のパンが作れます♪
>>ミニチュアフードアシェット2号セサミベーグルを作ってみた!
>>ミニチュアフードアシェット2号シナモンロールを作ってみた!
作って遊ぶのが好きなら、こんな遊びも楽しいですよ♪
最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。
***どなたかのお役に立てれば幸いです***
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