ふきのとうって美味しい!
自然が多い地域に移り住んで、たくさんの自然の恵みに出会いました。ふきのとうもそのひとつ。
初めは『何だ?!この味は……!』と思いましたが、今ではすっかりフキノトウの虜です♪春の時期しか食べられないふきのとう。大好きだけど、一度にたくさんは食べられません。
ふきのとうを長く楽しめる方法はないものか?といろいろ調べたところ「冷凍保存」という手段が…!?今回は、ふきのとうは冷凍できるのか?ということについてお伝えしたいと思います。
ふきのとうは冷凍できる?
ふきのとうは冷凍できるのか??
もちろんできます!
いろいろな野菜が冷凍保存できるように、ふきのとうも冷凍して保存することができますよ。
ただし、気をつけなければならないことは「ふきのとうをそのまま冷凍してはいけない」ということです。
生のふきのとうをそのまま冷凍すると、水分が凍ってふきのとうの組織(細胞)が壊れてしまうんですね。すると解凍した時には、凍った水分が溶け出すことによって壊れた組織(細胞)が変色(冷凍焼け)してしまいます。
ふきのとうをそのまま冷凍して解凍すると見た目が黒っぽくなります。食べられないことはないのですが、見た目が黒ずんでいると美味しさが半減してしまいますよね。
ではどうやって冷凍保存したらいいのでしょうか?
ふきのとうの冷凍保存方法は?
ふきのとうを冷凍保存する方法は、
- 茹でてから冷凍する
ということがポイントです。ふきのとうの冷凍保存方法を紹介しますね。
ふきのとうの冷凍保存方法
<用意するもの>
- ふきのとう
- 鍋
- 水
- 塩小さじ2
- 冷水(ボウルに氷水を入れたもの)
- バット
<作り方>
- フキノトウを水洗いして汚れなどを取り除きます
- 鍋に水800mlと塩小さじ2を入れて沸騰させます
- 沸騰したらフキノトウを入れて1分くらい茹でます
- 茹でたら冷たい水に放ち、きつく絞って水気を切ります
- バットに並べてそのまま冷凍室に入れます
- フキノトウが凍ったら冷凍保存袋などに入れて冷凍庫で保存します
バットに並べる時にふきのとうを重ならずに置いてから冷凍庫に入れると、後からバラバラにして冷凍できるので便利です。冷凍庫に入れたふきのとうが完全に凍ってしまう前にパキパキと割りながらバラして、フリーザーバッグなどに入れると調理する時にとっても使いやすいです。
ふきのとうの保存期間はどれくらい?
ふきのとうを冷凍保存すると保存期間は1ヶ月程度になります。冷凍してから1ヶ月はふきのとうを美味しくいただくことができますよ。
ふきのとうは、収穫してから2~3日程で食べるのがおすすめなんですね。そのまま常温で置いておくと、だんだんと萎れたり変色したりしてくるので、冷蔵庫で保存しているという方も多いのではないでしょうか?
冷蔵庫に入れていたとしても保存期間は1週間程が限界です。色が変わったり、しなしなになったりするくらいなら食べることはできますが、枯れたりカビたりした時にはもう食べられません。
冷蔵庫の中は乾燥するので、濡らしたキッチンペーパーでふきのとうを包んでポリ袋に入れて保存すると、しなしなになるのを遅らせることができますよ。
しかし、やはり収穫後はどんどん香りや風味が落ちてくるので、できるだけ早く食べるのがおすすめです。冷凍保存することが可能なので、とにかく茹でてしまって冷凍しておくというのも、味や香りを楽しみながら美味しくいただくための良い方法かもしれません。
ふきのとうの保存期間をまとめると
- 常温:2~3日
- 冷蔵保存:1週間
- 冷凍保存:1ヶ月
となります。
ふきのとうは冷凍できる?まとめ
いかがでしたか?
ふきのとうも他の野菜のように冷凍保存することができるんですね!冷凍する前にふきのとうを一度茹でなければなりませんが、このひと手間で保存期間が何倍にも延びるなら『よし、やるかー!』となります。
冷凍保存したふきのとうもいろいろなレシピに使えるので、ぜひ天ぷら以外の食べ方もお試しくださいね^^
>>ふきのとうのレシピは天ぷら以外にコレ!おつまみや子供にもピッタリ
最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。
***どなたかのお役に立てれば幸いです***
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