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ふき?山菜?ふきのとうって何?あの苦味には栄養が?!その効果とは

春を告げる山菜、ふきのとう

実は私、今住んでいる地域で、初めてふきのとうを見て、食べたんです!

『ふきのとう』という名前は聞いたことがあったし、写真でも見たことがあったんですが、やっぱり実物は想像していたものと違いました。

そして、初めてふきのとうを食べた時にも、

『何これ?!苦っ!』

と、これまた想像していたものと違い、衝撃を受けたものです。(今では、この味が癖になり、大好きになりました♪)

実際に体験することって大事ですね!

本物を見たし、食べたし、ふきのとうのことはもう完璧~♪と思っていたら、最近、『ふき』『ふきのとう』が同じものだということを知り、さらに衝撃を受けた私です。

……ごめん。私、ふきのとうのこと、何もわかってなかった。

ふきのとうって何なのか?あの苦味、体にとって栄養や効果があるのか?今回はこれらのことについて調べてみましたので、紹介したいと思います!

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ふき?山菜?ふきのとうって何?

ふきのとうは、漢字では、『蕗の薹』と書きます。

キク科フキ属の多年草で、原産は日本です。全国の野山に自生している山菜であり、栽培もされています。

雪が解ける、2月頃に出てくるので、『春を告げる香り高い山菜』として、古くから食べられていたそうです。

私が衝撃を受けた、『ふき』と『ふきのとう』は同じものだったという件なんですが、ふきのとうは、何と、ふきのつぼみだったんです!

ふきのつぼみを食べていたんですね~。

ちなみに、ふきのとうは花が咲いてしまうと苦味が増すので、花が咲いていない、締まったつぼみの状態のものが美味しく食べられますよ。

ふきのとうのいろいろな食べ方やレシピはこちらで紹介しています。よかったらご覧になってくださいね。

>>ふきのとうのレシピは天ぷら以外にコレ!おつまみや子供にもピッタリ

ふきのとうが地面に顔を出した時、実は、地面の下では地中に向かって茎がどんどん伸びています。そして、ふきのとうの花が咲き、花が枯れた後に、葉が出て、土の中からは伸びていた茎が顔を出すというわけなんですね。

この葉と茎が煮物などで食べられる『ふき』です。

収穫の時期が違うだけで、『ふき』と『ふきのとう』は同じものだったんですね。味や食感が違うのも、違う部位を食べていたからなんです。

 

ふきのとうの苦味 栄養はあるの?

ふきのとうって、独特の苦味がありますよね。

この苦味の正体は、

  • アルカロイド
  • ケンフェロール
  • フキノール酸

という栄養成分なのだそうです。『何それ??』と思った方は、ポリフェノールの一種と言えば、少し身近に感じられるかもしれません。

この栄養成分、調べてみると、予想以上にすごい効果があることがわかりました。

 

 アルカロイド

アルカロイドは、肝臓や腎臓の機能をよくしてくれるはたらきがあります。肝臓と腎臓は、老廃物や有害物質を外に排出してくれる臓器なので、デトックス効果が期待できます。

ケンフェロール

ケンフェロールには、免疫力をアップさせたり、発ガン物質を抑制したりする効果があるそうです。ウイルス性の病気の予防にも効果があるとのことなので、風邪を引きやすい時期には、積極的に摂りたい栄養成分です。

フキノール酸

フキノール酸は、抗アレルギー作用があると言われていて、花粉症などの症状を軽くする効果が期待されているようです。

 

『苦味のある山菜には、冬の間に体にたまった老廃物を排出してくれる効果がある』と言われます。その理由は、ふきのとうの苦味にこれらの栄養が含まれているからだったんですね。

しかし、これだけでは終わりませんでした!ふきのとうには、他にもいろいろな栄養成分が含まれていて、その効果は、まさに体に嬉しいものばかりなのでした。

ふきのとうの栄養や効果は?

ふきのとうに含まれる栄養は、アルカロイド、ケンフェロール、フキノール酸だけではありません。他にも、

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  • カリウム
  • 葉酸
  • フキノリド
  • βカロテン
  • ビタミン
  • カルシウム
  • 食物繊維

などが含まれています。順番にみていきますね。

カリウム

カリウムは、体の中の余分な塩分を排出してくれます。利尿作用もあり、むくみにも効果的。高血圧の改善や予防にも期待できます。

葉酸

ふきのとうには葉酸が比較的多く含まれています。葉酸は、細胞の形成に欠かせない成分であり、妊娠中の方には嬉しい栄養です。

フキノリド

フキノリドは、胃腸のはたらきを整えてくれる成分で、胃腸を活性化させたり、消化を促進したりしてくれます。

βカロテン

βカロテンは、体の中に摂取されるとビタミンAに変わります。ビタミンAは、新しい細胞を作り出したり、なおしたりするのに効果的な栄養素で、抗酸化作用がり、アンチエイジング(老化のスピードを遅らせる)の効果が期待されます。

ビタミン

ふきのとうには、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、ビタミンKが含まれています。ビタミンB群は、代謝を活発にしてくれ、疲労回復の効果があります。ビタミンEは、血管を拡げて血液の流れを良くするはたらきがあるので、肌の調子がよくなったり、肌老化の予防に効果があります。ビタミンKは、骨や血液の健康を保ってくれます。

カルシウム

ふきのとうには、野菜類の中では比較的多くカルシウムが含まれています。成長期のお子さんや、骨粗鬆症が起こりやすい女性、骨を丈夫に保ちたいという方などにとって、嬉しい成分ですね。

鉄分も、野菜類の中では多く含まれているので、貧血が気になる方には嬉しい栄養素ですね。

食物繊維

ふきのとうには、食物繊維が豊富に含まれていて、そのうちの多くは不溶性の食物繊維となります。腸内の老廃物を絡め取って排出させたり、水分を吸って膨らむので、便秘解消、予防にも効果が期待できます。

 

ふきのとうを食べると期待できる効果をまとめると…

  • むくみの予防や改善
  • 高血圧や動脈硬化の予防
  • 妊娠中の栄養補給
  • 胃腸の調子を整える
  • 老化のスピードを遅らせる
  • 疲労回復
  • 肌ツヤが良くなる
  • 骨の健康に
  • 貧血の予防や緩和
  • 便秘の予防や解消
  • デトックス効果

 

こんなにたくさんの効果があるなら、ふきのとうをたくさん食べよう!…そう思われた方、ちょっと待ってください。

どんな食べ物でも食べ過ぎることは良くないのですが、ふきのとうの食べ過ぎは、下痢や肝癌を引き起こす可能性があるそうなんです…。

しかし、目安としては1日に350g以上食べなければ良いということ。ふきのとうは、1個約7g。1日に50個も食べることはないと思うので、そんなに不安にならなくても大丈夫です。

また、ふきのとうはキク科の植物です。キク科植物に対するアレルギーがある方は、ふきのとうを食べることで、アレルギー反応が出る可能性があるかもしれないので、注意してくださいね。

 

ふき?山菜?ふきのとうって何?まとめ

いかがでしたか?

ふきのとうって、ふきのつぼみだったんですね。見た目も食感も風味も全然違うし、別の物だと思っていました……。

ふきのとうの苦味にも、体に嬉しい栄養がたくさん含まれていましたね。『冬に溜まった老廃物を出してくれる』というところに究極に惹かれています。

ふきのとうの栄養や効果を知ってしまったら、何だかこれまで以上にふきのとうを食べたくなってしまいましたw

ふきのとうをはじめ、山菜って、天ぷらにするしか思いつかなかったんですが、天ぷら以外にも、美味しい食べ方があるんですよ~!

春を感じながら、今年もふきのとうを美味しくいただきたいですね♪

 

最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。

***どなたかのお役に立てれば幸いです***

 

ふきのとうの保存期間をのばしたい!

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