芝桜は、年々増えていく植物です^^
特別手を加えなくても自然に増えてはいくんですが、実はちょっとひと手間かけることで増やすスピードを速める方法もあるんですよ。
植え付けたばかりの頃は、まだまだ苗の間に隙間があって寂しい感じもしますよね(>_<)「芝桜の花の絨毯」を目指して、ぜひ芝桜の増やし方も知っておくことをオススメします♪
今回は、芝桜の増やし方についてくわしく解説しますね!
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芝桜の増やし方は?
芝桜の増やし方は
- そのまま自然に広がっていくのを待つ
- 挿し芽をする
- 株分けをする
という方法があります。
とってもわかりやすい【動画】がありますので、もし今お時間がありましたら先に動画を見ていただくとイメージがわきやすくなりますよ^^(動画でほぼ理解できますw)
芝桜の増やし方【自然に増やす】
そのまま自然に広がって増えていくのを待つ方法です。芝桜は「宿根多年草」の植物で、一度植えたら毎年同じ場所で花を咲かせます。
そして、親株からどんどん茎をのばしてその茎の節々から根っこを下ろしていくので、横に広がって大きくなっていきますよ。目安としては、2~3年で直径50~60㎝位に増えて大きくなります。
何もしなくても2~3年後にはそれぞれの株が大きくなっていくということです^^
芝桜の増やし方【挿し芽】
挿し芽(挿し木)とは、その名前の通り「芽」を挿して増やす方法です。芝桜の芽(茎を5㎝位に切ったもの)を土に挿しておくと新しい根っこが出てきて、芽が苗になるんですよ^^
ただ、適した時期でないとうまく根っこが出てきません。
挿し芽の時期はいつ?
挿し芽に適した時期は「春」と「秋」です。
芝桜の根っこが出やすい温度は「15~20度位」なんですね。暑過ぎたり、寒過ぎたりすると根っこがうまく出て来ず枯れてしまうので時期は大切です。
【春の場合】
- 4~5月頃
暑くなってくると根っこが出にくくなります。もしも予想以上に気温が高くなってしまった場合は、秋まで待つといいですよ。「強い西日」にも注意が必要です。挿し芽は西日には当てないようにしましょうね。
【秋の場合】
- 9~10月頃
夏の暑さが抜けきった頃を目安に、9月に挿し芽をすると根っこが出やすいです。春よりも秋の方が根っこの生長がよくなりますが、「霜」には注意してください。
挿し芽の方法
- 葉っぱがたくさんついている元気な部分を6~8㎝位切り取ります
- 土に植える部分の葉を「下1/3位」を目安に取り除きます
- 土に挿します
- 水をたっぷりあげます
芽は1本だけ挿してもいいですし、2~5本位束ねて植えても大丈夫ですよ。
動画では「苗ポット」に土を入れて挿し芽を挿していました。ポットやトレイを使って挿し芽を育てると簡単に移動させることができたり、挿し芽が育った時に苗として植え付けやすかったりします。
でも私はポットを使って挿し芽をしたことがありません。いつもそのまま土に挿しています。しかも、花が終わって刈り込みをした時に、刈った茎を周りの土に挿しているだけなんです^^;
それでも「時期」を守ればちゃんと根付きます^^
根っこが出てきてしっかりと土に馴染むまでは3週間~1ヶ月程かかるので、それまで水はたっぷりとあげることも大事です。
芝桜の増やし方【株分け】
株分けとは芝桜の株を分けて増やす方法です。特に、大きく育ってきた芝桜は「株分け」をしてあげることによって風通しが良くなり、さらに元気に大きくなりますよ。
分けた株はそれぞれに大きくなるので、確実に増えていきます^^
株分けの時期はいつ?
株分けをするのに適した時期は、9月下旬頃がオススメです。この時期に株分けを行うと、春までの間にしっかりと根をはることができますよ。
寒い地域にお住まいの方は、もう少し早い時期に行いましょう。霜がおりるとダメージが大きく枯れてしまう原因になるので、天候と相談しながら株分けの時期を決めてみてくださいね。
株分けの方法
- 株分けする芝桜を根っこから掘り起こします
- 株を好みの大きさに分けます
- 土に植えます
- 水をたっぷりあげます
もしも掘り起こした時に、枯れている部分があればカットして取り除くと良いですよ。なるべく根っこは長く残しておいてあげると土に植えてから馴染みが早くなりますよ。
動画では「苗ポット」に植えていましたが、挿し芽と同じく土に直接植えても私の場合は大丈夫でした^^
「株」なので挿し芽よりも生長する力はありますが、やはり2~3週間は水の吸収する力が弱いので、しっかりと水をあげるようにしましょうね。
「挿し芽」や「株分け」について、もしも文章だけではイメージがわきにくい場合には、ぜひ先程の【動画】を一度ご覧になってみてくださいね^^
私は動画を見たことで、特に「株分け」の株を分ける部分がすごく参考になりました。『根っこを掘り起こして株を分ける』ってちょっと不安だったんですが、動画を見て『あ!こんな風に分けて大丈夫なんや!』と安心したんです(笑)
芝桜が増えすぎた場合は?
「挿し芽」や「株分け」をすることで芝桜は簡単に増やすことができますが、逆に増えすぎないのか心配になりませんか?^^;
芝桜が増えすぎた場合は要注意!
芝桜はあまりにも密集すると蒸れて枯れてしまうことにつながります……(>_<)
逆に、増えすぎてしまった時には積極的に「挿し芽」や「株分け」をして風通しをよくしてあげる必要があるんですね。
挿し芽や株分けは「芝桜を増やす方法」でもあり、ひとつの場所に増えすぎないようにメンテナンスをするという意味もあるんです。
『もうこの場所にはこれ以上増えなくていい』という場合には、プランターなどに植えて楽しんだり、ポットで苗にしておすそ分けしたりするのもオススメです^^
ただ、増えるスピードは「環境」にも左右されます。
実際、私の花壇の芝桜は2年目ですが、まだまだスッカスカ^^;「挿し芽」で増やしてはいるものの、植え付け20㎝の間隔は次の春に埋まるんだろうか……という状態です(>_<)
一方で、近所の家の庭(花壇ではない)で生長している芝桜は年々増殖しているんですよね……(笑)
一緒に植えている植物だったり、日当たりだったり、土の状態だったり、その環境によって芝桜が「生長する」「増える」スピードも変わってくるんだなと実感しています。
芝桜がどんどん増えていくのは嬉しいことですが「増えすぎた時」には蒸れないように気を付けてあげてくださいね^^
芝桜の目土のやり方
芝桜を同じ場所でずっと育てていくと、芝桜が老化していくのでだんだんと「茎がむき出し」の状態になってきます。このむき出しになった部分を土で埋めてあげることを「目土」といいます^^
目土のやり方は、むき出しになっている茎の部分に土をかけてあげるだけです。
この時使う土は同じ花壇の土を使っても大丈夫なのですが、出来れば「培養土」や「花用の土」など新しい土をかけてあげると、栄養も豊富で雑草が生えてくることを防ぐことができますよ。
目土をすることによって芝桜に「栄養」や「水分」が行き渡り、新しい芽が出てきます!
- 何だか元気がない
- 枯れてるように見える
なら、一度芝桜の様子を観察してみてください。
「目土」をすることによって芝桜を再生することにつながりますよ^^
さいごに
芝桜は
- 自然に増えるのを待つ
- 挿し芽をする
- 株分けをする
という方法で簡単に増やすことができます^^
「挿し芽」や「株分け」は、初めての時はちょっとドキドキするかもしれませんが、やってみると意外と簡単にできます!
根付くまでは『大丈夫かな……』と心配になりますが、根付いて元気に育ってくると本当に嬉しくなりますよ♪
芝桜を「増やしたい時」以外にも、芝桜が「増えすぎた時」の対処法でもあるので、ぜひマスターしてくださいね!
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