車でお出かけするのって、子供にとっても大人にとっても楽しいものですよね♪
しかし、楽しい時間も束の間……あれ?何だか子供の様子がおかしいかも??
それ、車酔いではありませんか?!
子供の車酔いは、早ければ2~3歳ごろから起こると言われています。しかも、初めての子供の車酔いは予告なしに、突然やってきます。(経験済)
子供が車酔いした時には、早めの対処が必要です。『子供が車酔いしているかも?』と気付いて、早く対処した方が、子供も楽になるし、最悪の事態を免れます。(…嘔吐です)
今回は、子供の車酔いの対処法、また、車酔いを予防するにはどうしたら良いのか?子供の車酔いに効くツボもあるそうなので、あわせて紹介したいと思います!
子供の車酔いの対処法
子供の車酔いは、早めに気付いて、対処してあげることが大切です。
子供の車酔いの初期症状としては
- あくびがでる
- 生唾が溜まる
- 頭痛
- 腹痛
などがあります。
お子さんの口数が減ったり、痛みを訴えたりして、普段と違う様子が見られたら、車酔いのサインかもしれません。そんな時には、このような対処法が効果的です。
- 車から一度降りて休憩する
- 横になるなど楽な姿勢をとらせる
- 衣服を緩める
- 酔い止めの薬を飲む
- 新鮮な空気を吸わせる
- 我慢させずに吐かせる
気持ち悪さを感じたまま車に乗り続けると、ますます車酔いがひどくなってしまいます。車を路肩に止めたり、コンビニに立ち寄ったりして、気分を変えてあげることが大切です。衣服を緩めて横になるなど、リラックスできる体勢をとってあげると良いですね。
酔い止めの薬は、車に乗る前に飲む必要があると思っていませんか?もちろん、事前に飲んでおくに越したことはないのですが、薬の種類によっては、即効性があるものもあり、初期症状の段階で飲むことでも効果が期待できます。
また、我慢せずに吐かせてあげることで、スッキリすることもありますよ。
子供が車酔いをするかもしれないことを考えて、お出かけする時には、酔い止めの薬や、吐いても大丈夫なように新聞紙やビニール袋などを用意しておくと安心ですね。
子供の車酔いを予防するには?
車に酔ってしまってからでは、早めに対処したとしても、『気持ち悪かった…』という不快な体験が残ってしまいますよね……。やはり、子供の車酔いを少しでも軽くしてあげるために、予防も必要です!
車に乗る前にできること。どんなことがあるかみてみましょう♪
- 前日には十分な睡眠をとっておく
- 適度な食事をとっておく
- 酔い止め薬を服用する
- 締め付けない服装で
- 飲み物を用意しておく
- 飴やガムを用意しておく
- 好きな音楽が聴けるようにする
- 車に乗る前には暴れないようにする
- 車に乗る時は助手席や窓の近くの席に乗る
- 風邪気味の時は要注意
- 車内のにおいに注意する
- 子供が寝るタイミングに出かける
睡眠不足や体調不良の時には車酔いしやすくなります。また、空腹や満腹の状態も注意が必要です。遠出する時には、前日に十分な睡眠をとり、車に乗る前には適度に食事をとっておくと良いですね。
酔い止め薬を服用するのも予防としては効果があります!薬によっては、3歳から飲めるドリンクタイプのものや、ドロップのように舐めるだけのものなど、子供にとっても服用しやすくなっていますよ。
締め付けのある服は、気持ち悪さを加速させます。リラックスできるゆったりとした服装が良いですね。
気持ち悪くなってきた時に、水分補給をしたり、何か食べ物を口にすることで車酔いがマシになることもあります。水やお茶など、すぐに飲めるところに置いておくと安心ですね。
唾液が分泌されると三半規管の調子が整うそうです。ミント系のガムなどが車酔いに効果があるそうですが、お子さんの年齢や好みもありますよね。効果があったとよく聞くのは、ミント系の飴やガム、タブレット、棒付きのキャンディーなどです。柑橘類や乳製品系のものは、車酔いしやすくなるので、味には注意してくださいね。
車酔いは、耳の中にある三半規管が刺激されることによって起こります。
好きな音楽を聴くことで、車酔いが起こる三半規管の乱れを防ぐ効果がありますよ。お子さんの好きな音楽をかけて、みんなで歌うというのも良いですね♪
車に乗る前に、暴れたり、はしゃぎすぎたりすると、車酔いしやすくなります。普段の調子で出かけられるとベストです!
におい、暑さ、湿度なども車酔いを引き起こすため、すぐに窓を開けて風にあたれるように、窓が近くにある席に座りましょう。3列シートの場合は、3列目は窓が開けられないので避けましょうね。助手席は、フロントガラスからの景色が見えます。走行中に前方の景色を見ることで、車酔いを予防することができますよ。
風邪を引いていたり、花粉症だったりして、鼻や耳の調子が悪いと、車酔いしやすくなるようです。車に乗ったら、背もたれに背中をつけて、頭を少しあげておくと、のどからの空気も入りやすく、鼻も通りやすくなるのでおすすめです。
車内には、においのきついものを持ち込んではいけません。また、芳香剤よりは、消臭剤を使うようにしましょう。我が子は、アロマの香りがダメだったようです。私は、とにかく車内が無臭になるよう気をつけました。りんごを置くのも効果があるそうですよ。
車の中で寝ることは、最大の効果があるように思います。我が子は、寝てしまったら気持ち悪さも何も感じないようで、目的に着いて目が覚めたら、『車酔い?全然大丈夫やった!』と嬉しそうでした。
眠くなる酔い止めの薬を飲んで寝たり、遠出をするなら、子供の寝る時間に合わせて移動したりするのもひとつですよ!
子供の車酔いに効くツボ
手首には、『内関(ないかん)』というツボがあります。
このツボを押すことによって、平衡感覚を正常にするという働きがあるそうです。また、胃の不快感や吐き気を和らげ、乗り物酔いに効くとされています。
二日酔いに効くツボとしても知られています。
内関は、手のひらを上に向けた状態で、手と手首の境目にあるシワの真ん中から、指3本分ひじの方へ進んだところにあります。
大人だと、自分でツボを探して押すことができますが、子供はなかなか難しいですよね。隣で誰かがツボを押してあげられるなら良いのですが、お子さんと2人で車に乗っていると、それもなかなか難しいです。
そんな時には、つけるだけで内関のツボを刺激して、車酔いに効果があるというリストバンドがありますよ!
こちらは、子供用なので、子供の手首につけてあげるだけでOKです。商品レビューにも、『子供の車酔いに効果があった』という声が書かれてありました。
車酔いの薬を飲むのが苦手なお子さんや、薬を飲ませるのに抵抗があるママやパパにとっては、こんな方法も良いかもしれません。
子供の車酔いの対処法まとめ
いかがでしたでしょうか?
子供が車に酔ってしまうと、本当に辛そうで、心配になりますよね。
我が子は、車酔いするのが嫌で、遠出をするのを嫌っていました。行事でバスに乗ることも『酔ったらどうしよう?』という不安をいつも感じていたようです。
我が子と一緒に、『どんな時に気持ち悪くなるのか?』『どうすれば酔わないのか?』などを考えたり、予防策を試してみたりして、【車酔いをしなかった!】という成功体験を繰り返すことで、だんだんと不安が少なくなっていったようでした。
お子さんに合った対処法や予防を見つけて、車でのお出かけが楽しいものになると良いですね♪
最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。
***どなたかのお役に立てれば幸いです***
子供の車酔いの原因についてはこちらもどうぞ♪
⇒⇒⇒子供の車酔いはいつから起こる?!この症状が出たら注意!原因は?
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