ローストビーフを作る時、オーブンの温度や時間に迷ったことはありませんか?!
私はよく作り方を忘れて「何度やったっけ?」「何分焼くんやったっけ?!」と直前にドタバタしてしまうタイプです^^;
ローストビーフが大好きで、5人家族みんなが食べられる分を買うとなると高くつくので、いつからか家で作るようになりました。
意外と簡単に作れるローストビーフなんですが、オーブンで調理する時の最大のポイントは温度です。
また、使う肉のかたまりの大きさや厚さによっては時間が変わってくる場合もあります。
牛かたまり肉を買った方が安くつくといっても、塊肉もけっこういいお値段がします。失敗せずに美味しいローストビーフをオーブンで作るために!
今回は、ローストビーフを作る時のオーブンの温度や時間コツについてお伝えしたいと思います!最後にはレシピもご紹介しますので、ぜひご覧になってくださいね♪
ローストビーフ オーブンの温度は?
ローストビーフを作る時のオーブンの温度は
- 100~140度
がおすすめです。私はいつも間をとって120度で焼いています。
『え?!肉やのにそんな低温で大丈夫なん?!』
と思われたかもしれませんが、柔らか~いローストビーフを食べたいのならこの温度は外せません。特にスーパーの安い外国産「牛かたまり肉」を使う場合は必見!
オーブンの温度を【低温】にして調理することによって、安いお肉でも「柔らかくて美味しいローストビーフが」作れるんですよ♪
オーブンで焼くといえば「180~220度位の温度」が思い浮かぶかと思いますが、ローストビーフを作る場合は低温で優しくお肉に火を入れることが大切です。
高温だと肉の表面の繊維がギューーーッと縮み上がって、かた~い食感になってしまうんです。
私は、【高温】でも【低温】でも作ってみたことがあるんですが、やはり食べた時の食感が違いました。特に【お肉の外側】の食感です。
高温で焼いたローストビーフの方が、周りの肉の繊維をミシミシと感じました。きっと高温で焼いた部分の繊維が一気に縮んだことによってそのような食感になったのだと思います。
高温で焼く方が焼き時間は短時間で済みますし「なんかしっかり焼いた感」があるので安心するんですが、この食感の違いを知ってしまったら、
『やっぱり低温調理の方が美味しい』
と思われるでしょう。
ローストビーフ オーブンの時間は?
では、ローストビーフをオーブンで低温調理する時の焼き時間はどれくらいなんでしょうか?
使う肉のかたまりの大きさや厚さにもよるのですが、
- 牛肉塊1kgの場合・・・1時間~1時間30分
を目安にしてみてください。
私は大体500gくらいのかたまり肉を使っていて、子供たちも食べやすいように厚さが5cmくらいのものを選ぶようにしています。
その場合だとオーブンに入れる時間は大体40分~50分です。
この「何gの肉を使うのか?」「厚さは何cmなのか?」というのはとても重要で、火を入れるオーブンの時間が変わってくるんですね。
gが変われば大きさも変わるので肉全体に優しく火を入れていく時間も長くなりますし、gが同じでも分厚いお肉なら、中心部まで火が入るのに時間がかかるので注意が必要です。
私はいつも大体同じような形のお肉を選ぶようにして失敗を防いでいます^^
ローストビーフ オーブンで失敗しないコツ
ローストビーフをオーブンで作る場合、必ず守らないといけないことがあります。それは、
- 調理を始める前に必ず肉の芯まで温度を常温に戻しておくこと
です。
これがしっかりできていないと、いくらオーブンの温度や時間を守ったとしても失敗してしまうことにつながります。
なぜなら、肉の芯が冷たいままで調理を始めてしまうと、表面は焼けているように見えても中まで火が通らないからなんですね。
室温が20度前後の場合なら、調理を始める2~3時間前には冷蔵庫から出して肉の芯まで温度を常温に戻しておきましょうね。
「温度」「温度」とくり返し出てくるのですが^^;ローストビーフを作る場合本当に「温度」が大事です。
言ってしまえば、肉の中心温度が50~55度になればローストビーフは完成です(笑)
その温度で仕上がるように、オーブンの温度や時間の目安があったり、肉を常温に戻しておいたりするということなんですね。
それらを参考にしつつ、肉の温度も目で見て確かめて作りたいという場合は「芯温計」を使ってみるのもひとつですよ。
ローストビーフ以外にも、チョコレートのテンパリング、パンの発酵、50度洗いなどいろいろ使えます。
では最後に、ローストビーフをオーブン調理する場合の作り方をご紹介しますね。
材料
- 牛塊肉 500g
- 塩 小さじ1
- 黒胡椒 お好みで(たっぷりがオススメ)
- オリーブオイル・サラダ油・バターどれか好きなもの
作り方
- 肉全体に塩・黒胡椒をしっかりと擦り込みます。塩は肉の旨味をギュッと閉じ込める働きがあります。常温に戻してから行ってもいいですし、冷蔵庫から出して塩・黒胡椒を刷り込んでから常温に戻してもいいです。
- オーブンを120度に予熱しておきます。
- フライパンを強火で熱し、好みの油を入れます。
- 常温に戻した肉を焼き、全面に焼き色をつけます。こうすることで中の肉汁が流れ出ることを防ぎます。
- 予熱したオーブンに入れて40~50分肉に火を入れていきます。
- 肉に火が入ったら(芯温計ではかるなら中心温度が50~55度ならOK!)アルミホイルで包んで肉を休ませます。
- 火を入れた時間と同じ時間だけ肉を休ませたら完成です。
ローストビーフ オーブンの温度は?まとめ
ローストビーフのオーブンの温度は100度~140度。
時間はお肉の大きさや厚さにもよりますが、1kgの場合だと1時間~1時間30分位です。
ローストビーフを作る時には、必ず肉の芯まで温度を常温に戻しておくことが失敗しないコツとなります。
オーブンの温度が低温でびっくりされたかもしれませんが、ぜひ一度試してみてくださいね♪
お肉の柔らかい食感が最高ですよ~!
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