ローストビーフが炊飯器で作れる?!
しかも炊飯器に入れて放置しておくだけでローストビーフが完成してしまうんです!
ローストビーフを炊飯器にお任せしている間に他の料理の準備もできますね♪でも、
- 炊飯器で作るなら入れておく時間はどれくらい?
- 味付けはいつするの?
など、くわしい作り方が気になりますよね。
今回は、ローストビーフを炊飯器で作る時の時間や味付けのタイミングなど、炊飯器で作るローストビーフの作り方についてお伝えしたいと思います!
炊飯器を使って、ほったらかし調理に挑戦してみましょう♪
ローストビーフ 炊飯器なら時間は?
炊飯器でローストビーフを作る場合、肉を炊飯器に入れておく時間は
- 40分~1時間
です。
ただし、この時間は「牛塊肉500g」の場合。もしも「牛塊肉1kg」を使う場合は倍の「1時間20分~2時間程かかる」と覚えておくと良いでしょう。
そして間違ってはならないのが炊飯器に入れた後に押すボタンは保温ボタンです。間違っても炊飯ボタンは押さないようにしてくださいね!
保温ボタンと炊飯ボタンの違いは何かというと「温度」です。
保温モードだと、炊飯器によっても多少の違いはありますが大体60~70度になります。
この60~70度の温度でじんわりとお肉を加熱することによって、柔らかくてジューシーなローストビーフになるんですよ。
オーブンを使う場合でも、ローストビーフを作るなら100~140度の低温でじっくりと火を入れていくんです。
>>ローストビーフ オーブンの温度や時間は?オーブンで失敗しないコツとは?
ローストビーフをいかに柔らかく美味しく作るかは、火を入れる「温度」だといっても過言ではありません。
たんぱく質は急激に加熱すると肉の繊維がギュッと縮んでしまいます。そしてギュッと縮んでしまった細胞からは水分や旨味がどんどん流れ出てしまいます・・・。
なので、肉はパサッとして硬く、旨味成分も薄まり美味しくなくなってしまうんです。
しかし!肉を60~70度の温度でじんわりと加熱するとどうでしょう?
肉の繊維がゆっくりと縮むので、水分や旨味を含んだままでたんぱく質がやわらか~く変化していきます。
なので、肉はジューシーで柔らかくなります。
この60~70度という温度を保ちながら調理できるのが「炊飯器」なんですね。
ローストビーフ 炊飯器なら味付けはいつするの?
ローストビーフを炊飯器で作る場合、まずは最初にフライパンで肉の全面を焼きつけます。この作業をすることによって、表面が焼き固められて肉汁が流れ出ることを防いでくれます。
なので、味付けはお肉を焼く前の段階でしておきますよ♪
ローストビーフを炊飯器で作る時の味付けのタイミングや流れとしては、
- 肉を常温に戻す
- 肉全体に塩・黒胡椒をしっかりとすり込む
- フライパンで焼き色を付ける
- 炊飯器で調理する
という感じです。
ただ、ここで気をつけなければいけないことは
- 調理を始める前に必ず肉の芯まで温度を常温に戻しておくこと
です。
肉の芯まできちんと常温に戻っていない場合、炊飯器で加熱する時間も変わってきてしまいます。芯温計があるなら、その都度温度を計って確かめながら作っていけば良いのですが、ない場合もありますね。
その場合は「しっかりと肉を芯まで常温に戻しておくこと」が失敗しない最大のコツとなります!
ローストビーフ 炊飯器での作り方をおさらい!
それでは、ローストビーフを炊飯器で作る時のくわしい作り方をご紹介しますね。
材料・道具
- 牛塊肉 500g
- 塩 小さじ1
- 黒胡椒 お好みで
- 油 大さじ1+30ml
- フライパン
- 菜箸やトング
- 炊飯器
- 丈夫なポリ袋(ジップロックなど)
お肉は500gが作りやすいです。1kgの塊肉を使う場合は、炊飯器に入るかどうか確かめてから買うか、半分にカットして作るといいですよ。
油は大さじ1は焼く時、30mlは炊飯器調理をする時に使います。焼く時には、サラダ油・オリーブオイル・バターなどお好みのものを選んでくださいね。
炊飯器調理をする時に使う油は、熱伝導率やしっとり感を上げるためのものなのでサラダ油がオススメですよ。
炊飯器に入れる際は、牛肉をポリ袋に入れます。フライパンで焼き色を付けた後すぐにポリ袋に肉を入れることになるので、熱に強くて丈夫な袋を用意しましょう。
炊飯器で作るローストビーフの作り方
- 常温に戻した肉の全体に塩・黒胡椒をしっかりとすり込みます。
- フライパンを強火に熱して好みの油を入れます。
- 牛肉を入れて全面に焼き色をつけていきます。
- 焼き色が付いたら、丈夫なポリ袋の中に肉とサラダ油30mlを入れて空気を抜いて袋の口を閉じます。
- 炊飯器に肉の入った袋を入れて、60度位のお湯を入れます。
- 保温ボタンを押して30分~1時間加熱していきます。
- 粗熱をとって完成です。
ポリ袋に入れて空気を抜く時は、水を張ったボウルの中に浸けて「水圧」を利用すると簡単に空気を抜くことができますよ。
焼きたてのお肉を袋に入れる作業の際には、やけどに十分気をつけてくださいね(>_<)
炊飯器に入れるお湯は、沸騰したてのようなものを使うと肉が硬くなってしまいます。必ず60度位のお湯を入れるようにしましょう。
水:沸騰したお湯=1:1で、50度位のお湯になるので、水の割合を少し減らすと簡単に60度位のお湯が作れますよ。
炊飯器に入れて保温ボタンを押せば、基本的には放置で大丈夫なんですが、もしも余裕があれば時々蓋を開けてお湯をかき混ぜるといいですよ。
どうしてもお肉の周りは温度が下がってしまうので、お湯をかき混ぜることによってお湯の温度が一定になります。
ローストビーフ 炊飯器なら時間は?まとめ
ローストビーフを炊飯器で調理するなら、
- フライパンで肉の全面に焼き色を付ける
- 丈夫なポリ袋に入れる
- お湯を張った炊飯器で30分~1時間加熱する
という方法で作ることができますよ!
いろいろなコツやポイントを参考に、作ってもらえるととっても嬉しいです^^
美味しいローストビーフができるといいですね♪
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