体操服入れのナップサックの作り方をお探しですか?!
ナップサックは小学校の体操服を入れるための必須アイテムです。そして何と言ってもランドセルの上から背負えるものが便利♪
荷物が多い小学生にとって、体操服の入ったナップサックがランドセルの上から背負えることで「両手が開く」ので他の荷物を手で持てたり安全に歩いたりすることができます。
市販のナップサックだと、ランドセルの上から背負うにはちょっと紐が短かい場合があるんですよね……。後「持ち手」があるものとないものがあります。
自分で作ってしまえばそのお悩み、解決しますよ♪
今回は体操服入れのナップサックの作り方をご紹介します。
ランドセルの上から背負えるようにするための紐の長さってどれくらい必要なのかや、持ち手って必要なのか?後からつける方法についてもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね!
体操服を入れるナップサックの作り方
それではさっそく体操服入れのナップサックの作り方をご紹介しますね!
材料
- お好みの生地
- カラー紐(3m以上)
- カラーテープ(12cm)
- 持ち手テープ(持ち手を付ける場合)
生地は【キルト生地】を使うと、丈夫でしっかりしていて裏地もいらないのでオススメです。
カラー紐は、ランドセルの上から背負えるようにするには「長め」に用意する必要があります。後程詳しくお話しますが3mは用意しておくと安心です。
カラーテープは、ナップサックの下の部分に紐を通すために付けるテープなんですが12cm程しか必要ありません。m単位で売られていることが多いので『余っても使わない』という場合は、別のもので代用するというのもひとつです。
体操服入れの大きさについて
生地の大きさなんですが、 こちらをご覧ください。
左が【入学する時に用意した体操服入れのナップサック】で、右が【今回作ったナップサック】です。
低学年の時は左のサイズで良かったんですが、学年があがるにつれて体操服がサイズアップしたため、だんだん体操服入れがパンパンになってしまいました(>_<)
また、ナップサックを背負って校外学習に行く時に「A4サイズのノートが入らない」という事態に^^;はじめから大きいサイズの体操服入れを作っておけばよかったと思いました(>_<)
なので、今回作ったサイズなら
- 6年生まで使える大きさ
- A4サイズのノートなど学習道具も入れられる
大きさになります!
使ったキルト生地のサイズは、
- 34×90cm
です。切り替えも裏地もナシなので、キルト生地を34×90cm用意すれば体操服入れのナップサックを作ることができますよ♪
作り方
1.生地の端全て(4辺)に、糸がほつれてこないようにジグザグミシンをかけます。キルト生地を使う場合、3つ折りをすると分厚くなって縫いにくいです。なので、2つ折りで作っていくのですが、そうすると端が表に出てしまうので、ほつれ防止のため「端処理」をしておきます。
2.中表で半分に折ります。
3.6cmのカラーテープを2つ用意します。
4.下から1cmのところにカラーテープを挟み込みます。わっかが内側にくるようにして左右共に挟みます。
マチ針やクリップでとめておきます。
5.今度は、上から7cmのところに印をつけます。
6.上7cmを残して、カラーテープを挟み込んだ部分も一緒に下まで直線でガーっと縫います。カラーテープは紐を通すので、返し縫いをしておくと安心ですよ。
7.開き止まりの部分を作っていきます。縫い代をアイロンで開いておくと縫いやすいですよ。
8.本来なら紐を通す部分は3つ折りなんですが、分厚くて縫いにくいので3cm程を2つ折りにして縫っていきます。
9.持ち手を付ける場合は、お好みの長さの持ち手を縫い合わせます。
10.表にひっくり返します。
11.紐を通します。3mの紐を半分にして左右1.5mずつの紐を通しました。
12.完成です♪
キルト生地のみを使って生地の切り替えも行わなかったので、思ったよりも簡単に作ることができました!
「体操服入れ用のナップサック」と聞くと『作るの大変そう……(>_<)』と思われるかもしれませんが、サイズが大きくなるだけで作り方は給食袋や巾着袋とほぼ同じですよ^^
小学校入学前に用意するなら、どのくらいのサイズがいいかを考えておくといいですね。
- 6年間使えるようなサイズやデザインにする
- 途中で買い換えるなら低学年のうちは扱いやすい大きさにする
など、子供さんの状況に合わせて考えてみるといいです。写真に写っている小さいサイズのナップサック、4~5年使ったんですがまだまだ使える状態なんです^^;
『サイズが大きかったら6年間使えたなぁ』という反省を感じたので、次に入学前に体操服入れのナップサックを用意するなら「大き目のサイズで6年間使えるもの」を作ろうと思います!末っ子の時に実行します!^^
体操服袋の紐の長さはどれくらい?
体操服袋の紐の長さは、ランドセルの上から背負う場合左右合わせて
- 3m
は必要です。
私はぴったり使いきりたかったので、3m巻きタイプのものを半分に切って1.5mずつを左右に通しました。
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しかし子供さんの学年や体型、ランドセルの大きさによっては長さが足りない場合もあるので注意が必要です(>_<)
事前に「ランドセルを背負った状態で紐がどれくらい必要か」測ってみるのが一番良いのですが、もしも迷った時には2m巻きのカラーひもを2組買っておけば大丈夫だと思います。
耐久性を考えると『太い紐の方がいいかな?』と思われるかもしれませんが、私が以前持たせていた体操服袋のナップサックの紐は【中細】でした。
特に切れることもなく3年以上使えていたので、紐の長ささえあれば色や太さはナップサックの雰囲気に合うようにお好みで良いかと私は思います^^
体操服袋の持ち手は必要?
体操服袋の「持ち手」って必要なのか?
『ランドセルの上から背負うための紐が付いていたら、持ち手は必要ないのでは?』と、私もナップサックを作る時に迷いました。
確かに、登下校する際にはランドセルの上から背負うので持ち手を使うことはありません。
私も登下校の様子しか知らなかったので『紐さえあればOKだ』と思っていました。しかし子供の小学校の授業参観の時に、ふと体操服袋の収納を見た時……【フックに引っ掛けて収納】していたんです(>_<)
しかも子供はあのダラ~ンと長い紐の片側だけをフックに引っ掛けていたので、何ともだらしない見た目に^^;(笑)
あわてて持ち手を付けて、フックにかけやすいように作り直しました。作り直したといっても、持ち手は後からでも簡単に付けることができますよ。簡単、時短に付けるには、
- 持ち手テープ
を使うんです!
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上靴服やレッスンバッグの持ち手に使うテープですね。この持ち手テープをお好みの長さに切って、ナップサックの袋口の部分に縫い付けるだけです。
持ち手テープのカットした部分がほつれてくるのが心配な場合は、少し火であぶっておくとほつれてきませんよ。私は、チャッカマンで火傷に気を付けながら炙りました。
学校によって、体操服袋の収納の方法は違ってくると思います。
「棚の中に入れておく」なら持ち手は必要ないですね^^私の子供の小学校のように「フックにかけて収納する」なら、持ち手があると便利ですよ♪
後からでも簡単に付けられるので、ぜひ参考にしてくださいね。
さいごに
体操服入れのナップサックの作り方は、思ったよりも簡単に作ることができます。
【ナップサック】と聞くと難しそうに思えてしまいますが、コップ袋など「巾着袋」を作ったことがあるならその大きいバージョンを作るというイメージで大丈夫ですよ^^
キルト生地を使うと裏地も必要なく、丈夫でしっかりした体操服袋ができるのでオススメです。紐の長さや持ち手についても参考にしていただけると、とっても嬉しいです。
ステキな体操服入れができますように♪
こちらでは「小学校で必要なものの作り方」についてまとめています!「買い替え」や「サイズアップした時」についてもチェック^^作り方は全て【写真付き】なので、ぜひ参考になさってくださいね♪
>>【小学校で必要なもの手作りまとめ】上靴入れ,体操服袋,ランチマット,給食袋,エプロンetc…!
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